2013年11月17日日曜日

KOTO BBQ SUSHI (旧 喜八) しょうゆラーメンセット

今回は、Kim Ma にある、コトバーベキューに行ってきました。
以前は、「喜八」という名前のお店でしたが、
名前を変更して、店内も少し改装した模様です。

実は、改装前の「喜八」については、
個人的に、味・価格・サービス、あらゆる面で、良い印象がありません。
また、知人たちの話を聞いても、同様で、よい評価を聞いたことがありません。
ですので、今回こそは、改装後のメニューに、乞うご期待です。


ということで、セットが来ました。
普通に、おいしそうなセットです。

麺 ★
んーどうでしょう。
スーパーに売っている、安物の中華麺を使用している、
そんな感じ満載です。
今回がたまたまかもしれませんが、
やたらと麺が切れていました。
スープを飲んでいると、切れた麺がたくさん出てきて、
それはそれでよかったです。
スープ ★
味は、普通です。
「こいつぁ、うまい!」というわけではありませんが、
量販用の液体スープをお湯で溶かした、
よくある、無難な味のスープです。
今回がたまたまかもしれませんが、
やたらと「ぬるかった」です。
ラーメンなので、せめて熱々のスープがほしいところです。
ちなみに、スープを飲んでいると、
魚のウロコが出てきました。
隠し味で魚貝系を使用しているのかな、とも思いましたが、
たぶん気のせいです。
具材・ボリューム ★★
タッパーに仕込んでおいた具材を、
注文があった際に乗っけている、そんな感じ満載の具材です。
ボリュームはそんなにありませんが、
チャーシューが入っているだけ、まだ良いとします。
価格 ★★
価格を記録するのを忘れていましたが、
セットで、18万ドン程度だったと思います。
個人的な意見として。
現時点でのラーメンや、付属料理のクオリティから考えると、
コストパフォーマンスは、非常に悪いといわざるを得ません。
備考 ★★
お店の場所は、Kim Ma にあるため、
お仕事関係の日本人は利用する立地条件だと思います。
店内も、比較的きれいです。
ただそれだけです。

総合評価 ★×10
今回の評価は、あくまでラーメン屋として考えたときの評価です。
KOTO BBQ のウリは、焼き肉食べ放題なので、
もしかすると、そっちが素晴らしいのかもしれません。
ですが、ラーメンについては、手を抜きすぎ、
向上心なさすぎ、といった、殿様商売感が否めません。

いつもは、知人・友人の評価はあまり気にせず、
実際に食べてみると、案外おいしいことが多いのですが、
今回は、周辺意見どおりの感想でした。



KOTO BBQ SUSHI(旧 喜八)
537 Kim Ma, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎

2013年11月16日土曜日

昭和 瀬戸内ラーメン

 今日は、Kim Ma 通りにある、日本食「昭和」にやってきました。

平成25年(来店時)なのに、昭和。ネーミングで、既に日本らしさが漂います。
今回は、お昼の豚キムチ・ラーメンセットを注文してみました。


ということで、運ばれてきたのが豚キムチなどなど。
見た目は、おいしそうです。
豚キムチは、やたらとすっぱいので、
ご飯がすすみません。


続いて、茶碗蒸し。
一般的な日本食料理屋さんで見かける器とは異なり、
西洋のお料理な雰囲気です。デリケートな感じです。
味は、普通です。珍しく、茶碗蒸しなので
白菜が入ってました。


最後に、ラーメンです。
以上を踏まえて、レビューです。

麺 ★★
麺は、こだわりの中華麺!という感じはしませんが、
普通においしい麺です。
少しやわらかすぎる気もしますが、スープに合っているので、
問題ないレベルです。
実は安物の麺じゃないのか、という気もしましたが、
トータル的に、安さを感じさせないできばえです。
スープ ★★★★
★4つです。ただ、あくまで個人的な感想なので、
一般的には、「ん?普通じゃね?」という人が多いかもしれません。
どこで聞いたのか覚えていませんが、ここのラーメンは、
「瀬戸内ラーメン」という名称です。
私自身、日本では、瀬戸内近辺に住んでおりますが、
そんな名前のラーメンは聞いたことがありませんが、
まぁ、ご当地ラーメンなのでしょう。
瀬戸内ラーメンという名前から、一見魚介類満載な気がしますが、
別にそんなことも無く、いろいろ混ぜ合わせたテイストになっています。
スープは、単純な醤油ラーメン、とんこつラーメンなど、
はっきりと区分できる感じではなく、味の表現が難しいのですが、
子供から大人まで、男女問わずに楽しめる、そんなクオリティだと思います。
また、味も濃すぎません。
具材・ボリューム ★
具材は、期待できません。
ポジティブに考えるなら、チャーシューが入っていて、
ネギが浮いているだけ、よしとしましょう。

価格 ★★
昭和の価格は、基本的にドル計算です。
今回のセットは、10 USDでした。
ラーメン単品だと、6 USD です。
為替の影響をもろに受ける価格設定ですが、
普通は、ドンでの支払いになります。
じゃあ、ドン表記でいいじゃんと、突っ込みを入れたくなりますが、
何らかのこだわりがあるのでしょう。

備考 ★★★
小さいお店ながら、様々な人数に対応できるつくりとなっています。
また、カウンターの席には、漫画などが置かれているので、
ゆっくり、お昼を楽しむ日本人ビジネスマンには、
とても重宝されるかもしれません。
ただ、ミナミの帝王や、北斗の件など、
ずっと同じ本が並んでいるので、いずれは増えると期待して、
はや1年がたちます。
総合評価 ★×12
今回注文したセットですが、全体的にボリュームはあります。
ただ、ボリュームがありすぎて、ラーメンセットというよりは、
定職の味噌汁のかわりに、ラーメンがついている、そんな感じです。
よって、最初にラーメンを食べないと、おなかいっぱいになってしまい、
ラーメンの味を楽しむことが出来なくなるかもしれません。

また、昭和のラーメンは、通常のラーメンというよりは、
「スープを楽しむ」という感じが強い気がします。
深みのあるスープ、極上のスープというわけではないのですが、
なぜか引き込まれる、最後まで飲み干せるスープ、
そんな感じだと思います。

ちなみに、スタッフのお姉さん方は、
比較的萌え度が高く、やたらと友好的なので、
そういうことを目的に足を運ぶのも、よいかもしれません。
その部分だけで言えば、★5つです。
絶対に、顔で選んでいると思います。
でも、その考えかた、大好きです。



昭和
619 Kim Ma, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎

2013年11月12日火曜日

INAKA(田舎) 味噌ラーメン

今日のお昼は、Kim Ma 通りにある、
日本食のお店、「田舎(INAKA)」に行ってきました。

このお店は、普段気配を消しているのかと思うくらい、
印象が薄いです。

普通に歩いていると、その存在感のなさに、
店の前を、毎回通り過ぎてしまいます。私だけでしょうか。



お店の中は、比較的狭いのですが、お昼時は結構混んでいます。
今回は、味噌ラーメンと半カレーセットを注文してみました。 


まずは、お決まりの茶わん蒸し。一口食べてしまいましたが、
まぁ、普通です。
続いて、お決まりの餃子。
これまた普通です。ただ、アツアツではなく、ちょっとぬるいです。
最後に、味噌ラーメンと、半カレーが運ばれてきました。
昔ながらの、素敵なビジュアルです。
麺 ★★★
一緒に行った知人が、「見た目、やわらかそうな麺、煮込みすぎに見える」
と言っていたのですが、実はそんなこともなく、
しっかりとコシのはいった麺でした。
やっぱ、男にとって、コシは大事です。いろんな意味で。
スープ ★★
一言でまとめますと、
「サッポロ一番みそラーメンに、あんなものや
こんなものを入れたら、こうなりました。」
といった感じのスープです。
味はそれほど悪くないのですが、
みそ過ぎて、ちょっと辛いです。
おしゅうとめさんに怒られるレベルです。
具材・ボリューム ★★★
具材は、まぁ、普通なのですが、チャーシューが3枚入っているといった、
ほんのちょっぴり、嬉しい盛り付けとなっています。
価格 ★★
みそラーメン1杯、126,000 ドン。
高いです。このテイストなら安い!と言わせるほどではありません。
日本でフランス料理を提供するノリで、
ラーメンを提供している、そんな気がしてなりません。
備考 ★★
お店の名前のとおり、本当に田舎の食堂のような感じです。
メニューも、田舎の食堂で出てきそうな、
そんなラインナップです。
でも、お店が狭いです。カウンターを除くと、
たぶん10㎡くらいしかないと思います。
もっとも、カウンターも2人しか座れません。
よって、大人数で行くと、いろんな覚悟が必要です。

総合評価 ★×12

結構お店が狭いので、1人・2人でくる、隠れ家的なお店としては、
案外よいのかもしれません。
隠れ家的な要素として、少量ながら、日本の本が置いてあります。
ただ、中年の方しか読まないような本を始め、
1度の食事で読み切れない規模の小説など、
とりあえず、家にあった本を並べた感がすごいのが難点ですが。

お店の店員さんについてですが、
萌え度はそれほど高くありません。
萌えを期待している、そこのアナタはご注意を。

ちなみに、店員さんが、時々タメぐちになります。
びっくりしましたが、これもまた愛嬌です。


INAKA(田舎)
635B Kim Ma, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎

2013年11月7日木曜日

ラーメン・豚丼 大山 しょうゆラーメン

今日は、以前から気になっていた、
ラーメン大山さんへ、お邪魔してみました。

SKETCHの記事を見ると、優柔不断な人も、
ラーメン食べに行こうと思っちゃうほど、おいしそうです。
男のロマンのレベルに達しています。


道中、友達からの「ご飯食べに行かない??」といったメールなど、
多少、くじけそうになりましたが、バイクで「30分」かけて、遠路はるばるやってきました。


お店の雰囲気としては、日本のラーメン屋とさほど変わりはありません。
今回は、しょうゆラーメンと、ミニ豚丼をお願いいたしました。


ということで、しょうゆラーメンです。
見た目こってり、とてもおいしそうです。


続いて、ミニ豚丼です。これまた、んまそーです。
以上を踏まえ、結果報告です。


麺 ★★★
麺は、たぶん自家製麺です。
スープがうまく絡まるように、若干縮れています。
よく分かりませんが、なかなかこだわりのある麺、
という感じがしました。
でも、コシはそんなになかったです。
袋インスタント麺「マルちゃん正麺」のほうが、コシがあってんまいです。
上には上があるので、精進を怠らないでほしいです。
スープ ★★★
私の持論なのですが、
しょうゆラーメンのうまさは、オッサンにならないと分からない、
と思っています。
ですが、ここのしょうゆラーメンは、
オッサンじゃなくても、「わかってもらえる味」という感じがしました。
よくある醤油味ではなく、キャベツなどのお野菜の甘み(だと思う)も加わり、
万人受けするスープに仕上がっていると思います。
また、見た目ほどこってりしているわけでもありません。
ただ、しょうゆラーメンとして考えた場合、ちょっと味が浅いかもしれません。
具材・ボリューム ★★★★★
具材は、非常にすばらしいです。珍しく★5つです。
ラーメンを作る際、スープと麺をドッキングさせ、
その上に、あらかじめ切っておいたチャーシューやナルトなどを乗せていく、
といった方法が、よくあるラーメンの作り方ですが、
 ここのラーメンは、ラーメンを作る際に、お野菜をいためて、
ラーメンの上に乗っけて、丁寧に盛り付けをしていました。
また、チャーシューは比較的ブ厚くパサパサしていません。
卵も、ゆで卵ではなく、半熟卵がのっかっています。
その他、豚そぼろみたいなものが乗っているのですが、
食べてるうちに、おわんの底に沈んでしまいます。
でも、最後にスープを飲む際、そぼろを楽しむことが出来ます。
すばらしい演出です。
価格 ★
決して庶民の味方ではありません。
葉巻を吸っているような社長や、
語尾に「ザマス」をつけそうな貴婦人じゃないと、
なかなか食べられない価格です。
ちなみに、しょうゆラーメンは、150000ドン。
豚丼は 110000ドン、ミニ豚ドンで 60000ドン。
超高級料理です。フォーが3~4回食べられます。
備考 ★★★★
4~5人いた店員さん、たぶん、全員日本人じゃないでしょうか。
また、店員さんの接客なども、ほとんど日本と同じでした。
店内が、ほぼ正方形の形をしているので、
少ないスタッフで、店内全体を管理できる、
そんなつくりです。
コップが空になったら、すぐに「お水いかがですかぁ?」みたいな。

総合評価 ★×16
ラーメン自体は、10段階評価で7ってところです。
おそらく、万人が「ん?おいしいんじゃない?」と言う感じの
ラーメンだと思います。
ただ、とても居心地はいいと思います。
漫画などを読みながら、ラーメンを食べてると、
昼下がりのサラリーマンになった気分です。

みそバターコーンラーメンはこちら


ラーメン・豚丼 大山
B11, 1F, Syrena Tower, 51 Xuan Dieu, Tay Ho, Ha Noi


ハノイ太郎

2013年11月5日火曜日

味楽 味噌ラーメン Bセット

今日は、日本大使館裏にある、
日本食(ラーメン屋?)味楽に行ってきました。

なかなか素敵なラインナップの中、
今回は、味噌ラーメンのBセットを注文しました。

味噌ラーメンと半カレーという、
なかなかエキサイティングなセットです。
子供心に火がつきます。


まず、半カレーです。
思ってたよりも「んまい」です。
ちゃんと作ってます。


で、味噌ラーメンです。シンプルですが、いいにおいです。

麺 ★★★
麺は、黄色い中華そば麺です。
縮れ麺なので、スープが絡み合って、
味噌ラーメンには、ベストマッチングです。
自家製・こだわりの麺!というほどではありません。
スープ ★★★
なんといいますか、ミソミソしてないので、とても飲みやすい、
とでも申しましょうか。
味噌ラーメンのスープって、味がとても濃いので、
全部飲み干せないケースが非常に多く、
特にハノイの場合は、味が濃い+ピリ辛なことが多いのですが、
ここの味噌ラーメンは、味が濃すぎず、
お腹がすいているなら、飲み干すことが出来る、
そんなスープです。
ただ、もしかすると、
にんにくをふんだんに使っているのかもしれません。
数時間後、にんにく臭いといわれました。
具材・ボリューム ★★
具のボリューム感は、やや少な目かもしれません。
セット自体は、カレーとのセットですので、
お相撲さんレベルでない限り、ちょうどいいくらいだと思います。
価格 ★★
味噌ラーメンBセット、179000ドンです。
醤油でも塩でも同じ価格です。
日本円だと800円くらいでしょうか。
そう考えると、高い気がしてきました。
備考 ★★
店内は、カウンターと座敷に分かれています。
座敷は、簡単なパーティションと区切っているだけなので、
隣の人達と、同じ部屋で食事をしている感じです。
オッサン集団が隣にいようものなら、
どうしようもなく居心地が悪いかもしれません。

総合評価 ★×12
お店の雰囲気としては、
(ハノイの)老舗の日本食料理屋の感じが否めませんが、
ラーメンに関しては、ややレベルが高いかもしれません。
(あくまで、老舗の日本食料理屋業界の中では)

知らない人と、パーティションを隔てて食事することに
何の抵抗もない人であれば、お勧めではないでしょうか。


味楽
105 Van Phuc, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎

2013年10月29日火曜日

日本食 蓮 魚だしラーメン御膳

今回のレビューは、
日本食 蓮の、魚だしラーメンについてです。

このお店は、ハノイに駐在するセレブや、
大富豪の社長さん達がこぞって利用する、
非常にハイクオリティなお店です。

庶民である私は、なかなか勇気の要るお店です。
ですが、今回は勇気を振り絞り、
昼間のランチに、魚だしラーメン御前を注文してみました。


待つこと、15分。
ラーメン御前ランチが登場しました。
麺 ★★★
麺は若干太めですが、これまたスープによくあいます。
その麺しかないから、それでいいじゃん!
というより、色々な麺の中から、厳選した、
というオーラが伝わってきます。
でも、あくまでトータルバランスですので、
麺だけ食べると、案外普通かもしれません。
スープ ★★★★
結論から言うと、うまいです。
作るのに、非常に手が込んでいて、
単なるラーメンというよりは、「日本食」という感じです。
味わい深いのに、辛すぎない。
女性にも、安心して飲み干せるスープだと思います。
具材・ボリューム ★★★
ボリューム感は、ちょうどいい感じです。
子供からおっさんまで、誰もが満足する量ではないでしょうか。
価格 ★★
魚だしラーメン御前セット、価格は20万ドンと、決して安くはありません。
ラーメン自体に手が込んでいるだけではなく、
セットの単品それぞれ、全て手が込んでいるため、
この価格の価値はあると思います。
でも、個人的には毎日食べれる価格ではないので、
★2つです。
備考 ★★
お店全体としては、きれいで、まず問題はありません。
ただ、「落ち着いて食事できるかい?」と聞かれると、
ちょっと異なります。
特に昼時は、とても混雑しているので、
落ち着いて食事をするような雰囲気ではありません(個室っぽいところを除く)。
あと、しっかり作っていただいているので仕方ありませんが、
注文してから出てくるまで、ちょっと長いです。

総合評価 ★×14
なんだかんだいいつつ、
ラーメンとしては、そこいらのラーメン屋には負けない味ですし、
セットのチャーシュー丼なんて、
それだけでお店が出せそうなクオリティです。
お金さえあれば、しょっちゅう食べたい、
そんなラーメンです。
なお、昼食時は禁煙ですので、ヘビースモーカーの人は、
呼吸困難に注意が必要です。

2014年2月の蓮情報は、こちら



日本食 蓮
8A Hang Chao, Dong Da, Ha Noi
ハノイ太郎

創作居酒屋 やんちゃ 坦々麺

そんなこんなで、
今回は、創作居酒屋「やんちゃ(Kim Ma 支部)の、
坦々麺を食してみました。

私の辞書には、「創作居酒屋の食事は、絶対んまい」
という言葉が載っています。
今回も楽しみです。

麺 ★★★
ダイエーに売っている、一玉80円のラーメンとは違います。
フードコートよりも、一段上の麺を使用している気がして、
まずまずでした。(あくまで、味覚オンチの意見です)
また、替え玉もあるので、10人前でも注文可能です。(有料)
スープ ★★
そう。問題はスープです。
ややとろみのある、ある程度深みのあるスープです。
また、坦々麺独特の辛さもあり、手の込んだスープだと思います。
ただ、やや甘すぎて、クリーミー過ぎる気がして、ちょっと残念です。
好きな人には好きな味なのかもしれませんが、
万人受けするかというと、ちょっと疑問です。
味を忘れたころに、また食べたくなる、
そんな感じかもしれません。
具材・ボリューム ★
ボリュームありません。
具材も、リトルです。
坦々麺って、あんまし具材が入っていないイメージがしますが、
少なすぎやぁしませんか?という感じです。
価格 ★★
今回は、坦々麺のランチセットで18 万ドン。
この内容で、高いと見るか、安いと見るか。
悩むまでもなく、高いです。
ボリュームなどからしても、コストパフォーマンスは悪いです。
ただ、手が込んでいる創作料理、という点を踏まえ、
★2つです。
備考 ★★★★★
店自体は、すばらしいです。
お店のセンス、設備、清潔感、店員さんの接客、店員さんの萌え度。
日本と比べても、なんら違いはありません。
エレベーターまでついており、とてもすばらしいです。

総合評価 ★×13
今回の評価としては、ラーメンよりも
お店自体の評価が非常に高いです。
ラーメン自体も手が込んでいて、しっかり作っているのは、
とてもよくわかります。
でも、色々と改善の余地があると思います。
なお、坦々麺のランチでは、どういうわけか、
ラーメンに味噌汁がセットでついてくる、
斬新かつ最先端なセットになっています。

え?
坦々麺のスープと、味噌汁、どっちがうまいかって?

そりゃ味噌汁です。


創作居酒屋 やんちゃ
579 Kim Ma, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎

小さな築地 ととや 醤油ラーメン

 今回は、Kim Ma にある、小さな築地 魚屋 ととやさんに行ってきました。
で、お魚だしから作ったという噂の、醤油ラーメンを注文してみました。

お昼の時間帯に行ったせいでしょうか、
メニューには、ラーメンの文字が見当たりません。

お店の人に確認したら、ベトナム語のメニューに、
ラーメンの記載がありました。

ラーメンを売るつもりがないのか、などと考えているうちに、
ラーメンがやってきました。

 

見た目はとてもおいしそうです。

ということで、レビューです。

麺 ★★
麺は、ショッピングモールのフードコートレベルです。
老舗の日本食料理屋で、やたらと出てくる麺なので、
ある意味、ハノイ名物かもしれません。
スープ ★★
んー。どうなんでしょう。
決してまずくはありませんが、甘すぎるかなって感じです。
いや、まずくはありませんが、また食べたいというほどでもありません。
ほんと、まずくはありませんが、お魚をふんだんに使った、
という感じもそれほどしません。
ちなみに、スープは、飲む場所によって味が違います。
チャーシューらへんのスープは、チャーシューの味。
ノリらへんのスープは、ノリの味。
 んな感じです。
具材・ボリューム ★★★
ボリュームは、まぁ、程よくという感じです。
ラーメンには珍しく、カニカマが入っていました。
また、ノリが結構多めに入っていました。
ノリも、カニカマも、魚介類の親戚みたいなものなので、
ま、アリでしょう。
価格 ★★
んー。価格、確認するの忘れましたが、
14万ドン位した気がします。
ラーメン食べながら、
「このクオリティで、この価格はどーなの?」
と、ひたすら考えて(後悔して)いたので、
コストパフォーマンスは悪いんだと思います。
備考 ★★★
お店自体は、小さな築地というテーマどおり、
個性的で、良しとします。
ただ、行けば行くほど、クオリティが急降下している気がします。
初めて食べたときは、もっとよかった気がします。

総合評価 ★×12
まぁ、よくあるタイプの日本食料理屋で、
お魚を食べる分にはいいかもしれませんが、
それ以外は、どうも中途半端感は否めません。
料理がとてもうまいわけでもなく、
お店の人にときめくわけでもなく、
という感じです。
ラーメン自体は普通においしいと思いますが、
次回は、おそらく数ヵ月後だと思います。

小さな築地 ととや
509 Kim Ma, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎

2013年10月21日月曜日

日本食 貴林 しょうゆラーメンセット

今日は、日本食 貴林に行ってきました。
この店は、日本食のお店なのにもかかわらず、
日本人が多くする区域から、非常にかけ離れた、
ちょうど日本人がほとんどいない、行かない場所にあります。
この時点でよくわからないのですが、
とりあえず、期待を胸にお店へ。
まずは、メニューです。(画像をクリックで拡大) 

読めますでしょうか。
ラーメンセット、全て6.5ドルと、よくある価格帯です。
おにぎりやお漬物、お豆腐などがつくようです。

ということで、ラーメンセットが来ました。
写真どおりの内容なので、とりあえず一安心です。

さらに、デザートまで来ました。
「ここまでは」問題ありませんでした。

ということで、レビューです。

麺 ★
一見すると、ダイエーのフードコートっぽい麺に見えましたが、
そのまんま、予想的中でした。
しかも、茹でるときにちゃんとほぐせていないのか、
やたらと硬い部分や、茹ですぎで伸びているなど、
バリエーション豊富な麺でした。
フードコートレベルだと★二つなのですが、
茹で加減が適当だったので、★ひとつです。
スープ ★★
うまい・普通・まずい の3択であれば、普通。
うまい・まずいの2択であれば、まずいに分類されるであろう、
そんなスープです。
粉を溶かして作ったスープ、というよりは、
おそらく、液体スープを溶かして作ったスープって感じです。
具材・ボリューム ★★
ボリュームは、普通にあります。
ですが、具材については、もやしが多くて、
非常に安っぽく感じられました。
価格 ★
んー。137000ドンでした。
単純に「量と種類」だけで判断するなら、リーズナブル。
ですが、「質」で判断するなら、高いです。
備考 ★★★
お店全体としては、まったく問題ありません。
トイレが汚いわけでもなく、店員さんが醜いわけでもなく、
いたって普通のお店です。

総合評価 ★×9
お店自体は問題ありません。
店員さんも普通ですし、店内もきれい。
テレビも日本の番組がやっており、非常に快適です。
でも、お昼のお食事時なのにもかかわらず、お客さんがまったくいませんでした。

お店の場所が、微妙すぎる、という理由もあると思いますが、
それは、ラーメンセットを食べて、よくわかりました。

結論、質の低さに対して、値段が高いです。要は、まずいです。
もしかすると、「貴林のラーメン、最高!激ウマ!」という
よくわかんない人もいるかもしれません。
あくまで、私の意見です。

実は、ハノイに来たころ、
何度か貴林で食事をしたことがあるのですが、
正直、ほかの日本食料理屋に行くほうが、はるかにマシです。
このお店で、ものすごくおいしい料理は?と聞かれても、
実は記憶にありません。

ブログのネタに困らない限り、
たぶん、次はないかな。


日本食 貴林
51 Duong Nguyen Hong, Dong Da, Ha Noi
ハノイ太郎

焼肉KATANA(カタナ) 魚貝とんこつラーメン

今回は、焼肉KATANA(カタナ)の、
魚貝とんこつラーメンを食べてみました。

あくまで、焼肉やさんなのですが、
焼肉屋のラーメンは、んまい!という先入観がありますので、
非常に期待できます。


で、ラーメンです。
お店の外観写真などは、撮り忘れましたが、
ラーメンの写真だけは、しっかり撮りました。

麺 ★★★
麺は、普通の麺です。
ただ、個人的にはもう少し量がほしいなーと思いました。
スープ ★★★★
有り余ったオニクや、鰹節などをふんだんに使ってそうな、
少しとろみのあるスープです。非常に手間がかかってそうです。
一言でいうなら、男のラーメンというかんじで、
日本海や、玄界灘、津軽海峡、そんな言葉が連想されます。
とりあえず、長距離トラックに乗りながら、演歌を聞いている人にとっては、
大好きな味じゃないかなと思います。
でも、味が濃いので、好き嫌いが分かれそうな気もします。
具材・ボリューム ★★
具材のボリュームはちょっと少ないです。
というか、全体的なボリュームも少ないです。
どうせなら、あまった肉をドカーンと使ってほしいと思うのは、
私だけでしょうか。
価格 ★
高いです。だっこわです。ラーメン1杯20万ドンと、
やたらと高価です。(2013年11月16日現在、18万ドンに値下がりしました!)
でも、カタナ自体がラーメン屋ではなく、
焼肉の締めの位置づけで提供しているっぽいので、
あるいみ妥当なのかもしれません。
焼肉を食べに来る人は、基本お金持ちばかりなので。
備考 ★★★
やはり焼肉がメインですので、焼肉は非常においしいです。
その日の気分によっては、涙が出るかもしれません。
また、細かい点の気配りなども、さすが日本クオリティです。
でも、ラーメンブログですので、あえて深くは書きません。

総合評価 ★×13
お店も普通にきれいですし、たくさんのお客さんを収容可能です。
また、ラーメン自体はとてもおいしいです。毎日食べてもいいです。
ただ、上記の通り、ラーメン1杯20万ドンという価格は、
精神的にヘコみます。あと、男性には、量が少ないと思います。
個人的には、昼のランチにラーメンセットを加えて、
安心価格で提供してほしい、そんな感じです。
もうこの際、肉餃子とラーメンセットで、10万ドンでいいじゃないですか。
焼肉KATANA(カタナ)
14 Le Ngoc Han, Hai Ba Trung, Ha Noi
ハノイ太郎





横浜とんこつラーメン源家 塩とんこつラーメン

ということで、今日は、横浜ラーメン源屋へ行ってきました。

このラーメン屋は、他のラーメン店と比べて、とても特殊なお店です。
まず根本的に、スケッチやVietterなどの宣伝媒体を利用しておらず、
お店を知る為には、店の前を通りかかるか、口コミ以外にありません(たぶん)。

よって、お客さんはベトナム人か、韓国人(たぶん)が非常に多く、
日本人はそれほど多くありません。

でも、横浜ラーメンですし、メニューも日本語です。
既によく分かりません。


今回は、ラーメンとチャーハンのセット(88000ドン)を注文しました。

I Phone でも触って時間をつぶしていると、
ラーメンがきました。正確には、チャーハンも来たのですが、
写真を撮るのを忘れていました。



セットのラーメンですので、通常よりは小ぶりなサイズです。
ラーメンだけ注文すると、もう少し大きいです。

麺 ★★★
麺は、ややふと麺な感じです。
このお店が特殊だといわれる原因のひとつとして、麺が挙げられます。
源屋がオープンした際、本気なのか、冗談なのか、ラーメンが「ウドン」でした。
つまり、とんこつスープの中に入っている麺が、
すべて、稲庭うどんのような麺、というか、稲庭うどんでした。
よって、「源屋のラーメンは、なぜかウドンである」という
意味の分からないコメントが、源屋経験者の間で広がったことがあります。
ですが、現在は、麺も(やや太めの)ラーメンとなっており、
安心して、食べることが出来ます。
ラーメン屋の麺が、ラーメンじゃない。この店は、まずそこからです。
うまいかと聞かれると、まぁ、普通です。
スープ ★★★
まず、このお店は「横浜とんこつ」といった看板がかかっていますが、
そもそも横浜とんこつを、私は良く知りません。
ネットで検索しても、横浜のとんこつなるものが、
イマイチわかりません。もしかして家系ラーメンのことでしょうか。
ですが、味はまぁ、普通です。
ただ、日本でよくみかける「しょうゆとんこつ」でもなく、
「本格とんこつ」でもなく、よく分からないジャンルです。
ですが、味はまぁ、普通です。
スープを飲んでいると、最後のほうで、
原材料は何らかの粉を溶かしただけ、といった感じもします。
ですが、味はまぁ、普通です。
具材・ボリューム ★★★
ボリュームは、ちょうど良い感じに仕上がっています。
とんこつラーメンに、わかめ。これが個人的には大好きです。
また、一見普通に見える「海苔」については、
磯の香りがガツーンとくるほど、本場(ベトナム)の味です。
日本の海苔ではありません。
最後のコーンを食べる為に、ついつい、スープも飲んじゃう、
そんな粋な演出もあります。
狙っているのなら、たいしたものです。
価格 ★★★★
今回は、とんこつラーメンとチャーハンのセットですが、
88000ドンと、とてもリーズナブルです。
ベトナム人のお客さんが、気軽にラーメンを食べることが出来る、
そんな価格設定ですので、ある意味、ローカル価格なのかもしれません。
備考 ★★★
基本的には、ラーメン屋なのですが、
サイドメニューがやたらと充実しています。
普通のぎょうざなどをはじめ、ベトナム人が好みそうな料理や、
たこ焼き、たい焼き、ホットケーキもあります。
また、なぜかローカル価格ですので、
お財布にも、とても安心です。
実は、セットのチャーハンは、とてもおいしく、
そこいらのラーメン屋には負けていないと思います。

総合評価 ★×16
いろんな意味で、とても特殊なラーメン屋なのですが、
とりあえずラーメンに限って言えば、普通においしいお店です。
是非、横浜の人に食べてもらいたいと思います。
なお、お店の女の子の服装は、着物か浴衣なのですが、
ちょっと日本とは異なるデザインです。
もしかすると、日本「風」がコンセプトなのでしょうか。
また、お店の宣伝をしていないからなのか、
結構すいていますので、ゆったりと食べることが出来ます。
2階は、畳の部屋になっており、さらにゆったりです。
価格帯としては、とても安く、ラーメン単品で、85000 ドンです。
お店は、とてもお金がかかっているように見えますので、
もっとしっかり営業すれば、結構人気が出そうに思えます。

横浜とんこつラーメン源家
219 Nguyen Ngoc Vu, Trung Hoa, Cau Giay, Ha Noi
ハノイ太郎

2013年10月16日水曜日

ラーメン 一味膳 味噌ラーメン・塩ラーメン

ラーメン、一味膳に行ってきました。

ここのラーメンは、実はものすごくおいしいのに、
味にうるさくないと、イマイチわかんない、
そんなラーメン屋です。

今日は、味噌ラーメンと塩ラーメンを注文してみました。

ということで、まずは味噌ラーメンから。

味噌とラーメンのコラボレーションという、
日本人にとっては、仕事にならないくらい
すばらしい組み合わせのラーメンです。
なんの味噌だかは、分かりませんが、
たぶん、マルコメ味噌ではないと思います。
続いて、塩ラーメン。

塩ラーメンだからといって、
お湯と塩しか入っていないわけではありませんので、
その点は、ご心配要りません。
要は、塩をベースにしたタレを使って、ラーメンのスープを作るから、
塩ラーメンって言うみたいです。
さっき、ネットで調べて、初めて知りました。


麺 ★★★★
麺は、やや細めんです。
醤油ラーメンと同様で、スープとのからみ具合が、ばっちりです。
からみまくりです。
スープ ★★★
味噌ラーメンについては、味噌スープにピリ辛成分が入っているので、
チゲスープっぽかったです。
また、ピリ辛成分のおかげで、味噌の味がイマイチ分かりませんし、
個人的に辛くする必要ある?と思いました。

次に、塩ラーメン。スープは、きれいに作ってあります。
お店によっては、塩ラーメンにピリ辛成分(コショウか何か)を
入れているお店があるのですが、そういう小細工をしていないので、
普通においしく食べられます。
具材・ボリューム ★★★
塩ラーメンについては、まぁ、普通です。醤油ラーメンと同じで、
昔ながらの味付けです。
味噌ラーメンについては、味噌に合いそうな、お野菜が
たくさん入っていました。
はくさい・しいたけ・にーんじん。など。季節のお野菜なんとやら。
(しいたけは入ってませんでした。)

価格 ★
塩ラーメンが15万ドン、味噌ラーメンが18万ドン。
んー。お店の外観からは想像できませんが、
時間をもてあました、セレブのディナー並みの価格です。
備考 ★★★
ラーメン以外の一品料理も、実はおいしかったりします。
個人的には、「もやしいため」が大好きです。
でも、もやし1袋20円くらいなのに、これまた高級料理価格なので、
貧乏な人は、要注意です。

総合評価 ★×15
個人的には、味噌・塩よりも、醤油ラーメンが好きです。
味噌・塩は、味がわかりやすく、普通においしいと感じるのですが、
やっぱ、醤油ラーメンの深さは、味噌や塩には
まねできないと思います。

でも、価格がなんだかなぁという感じです。
日本でラーメンを食べる際と同じような値段なので、
どうも納得はいきませんが、んまいので、また行こうと思います。
ラーメン 一味膳
101-A1, Linh Lang, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎

ラーメン 一味膳 醤油ラーメン(セット)

今日は、Linh Lan のラーメン屋、「一味膳」に行ってきました。
酒を飲んだ後、夜のお店でハメをはずした後、道に迷った時など、とても重宝されているお店です(と、聞いております)。
タクシーなら問題ありませんが、バイクで食べに行く場合は、駐車スペースがほとんどないので、注意が必要です。

お店の中には、比較的大型のテレビがあります。
リアルタイムで日本の番組がやっている為、
日本を懐かしみながら、ラーメンを食べるのも、
これまたオツなのかもしれません。
そうこうしているうちに、まずは餃子が来ました。
今日、注文したのは、醤油ラーメンCセットです。
(醤油ラーメンとチャーハン、餃子)

餃子については、まあ、普通です。
昔からある味、とでも言いましょうか。
とにかく、普通です。
ただ、最近は冷凍餃子でもやたらとうまいのがありますので、
それと比べると、若干負けてる気もしなくはありません。


続いて、チャーハン。
見事にシンプルですが、実は案外おいしかったです。

ぶっちゃけ、チャーハンにいろいろ具材を入れても、
食べるときにごちゃ混ぜになっちゃうので、
実はそれほど意味がない、そんな気がしていたので、
ちょうどいい感じでした。


ということで、最後に出てきたのが醤油ラーメンです。

見た目は、昔ながらのラーメン。とてもシンプルです。

麺 ★★★★
麺は、やや細めん。
いい感じにスープが絡まって、絶妙なコンビネーションです。
スープ ★★★★
醤油ラーメンには、ある程度、舌が肥えていないとわかんない味、
といいますか、おっさんにならないと理解できない味だと思っています。
そういう意味で、ここの醤油ラーメンは、非常に深い味わいで、
それでいて、醤油味が自己主張していない、
非常に出来のいい、醤油スープです。
具材・ボリューム ★★★
昔ながらの中華そばにありがちな具材です。
具材は、あんまし入れすぎると
ラーメンを食べてる感じがなくなるので、
まぁ、こんなもんだろうと思います。
価格 ★
今回は、醤油ラーメンセット(ランチなのでしょうか?)を頼んだのですが、
価格は、20万ドンと、ベトナムではセレブ並の価格になっています。
醤油ラーメン、単品でも17万ドンくらいします(正確にわかんないです。)
酒に酔った勢いで食っちゃうか、金に糸目を付けない、富豪のラーメンに
間違いありません。
備考 ★★★
非常にアットホームな雰囲気です。
本などもありますが、オッサン好みの本が多いです。
ですが、お店の女の子にトキメクシチュエーションは、
ほとんどありませんし、へたにトキメクと、
店長のおじさんに、起こられそうなので、ご注意を。

総合評価 ★×15
まず、ラーメン自体は、非常においしいです。
ただ、醤油ラーメンって、どれも似たような味がするので、
食レベルを、おっさんの境地までレベルアップしないと、
ここのラーメンが「めちゃくちゃおいしい」ことがわかんないと思います。
そういう意味で、お客さんの年齢層が高いような気もします。

あと、価格がやたらと高いのが、難点です。
いつも財布に札束を入れていて、重くてしょうがない人、
自称、味レベルが高いオッサンには、
是非、一味膳のラーメンをお勧めします。

味噌ラーメン・塩ラーメンについてはこちら
ラーメン 一味膳
101-A1, Linh Lang, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎

2013年10月13日日曜日

おふくろ亭 みちのくラーメン

というわけで、今回は、おふくろ亭で
ラーメンの調査に行ってきました。
 
おふくろ亭は、いわゆる和食の料理屋です。
基本的にすべての料理が安く、おいしいので有名です。
 

いつ行っても結構混んでるので、
外で待たなきゃいけないこともしばしば。
そのくらい、人気店です。
もっとも、ラーメン目当ての人ばかりじゃないですが。
 
今回は、みちのくラーメンセット(128000ドン)を頼んでみました。
 
まず最初に登場したのは、餃子さん。
餃子三個って意味です。
 
どのくらいうまいかというと、
冷凍餃子をフライパンで作ったくらいうまいです。
私は結構好きですが、もう少しアツアツでもいいかもしれません。
 
 
その次に現れたのは、チャーハンさん。
どのくらいうまいかというと、
お米と具材を炒めて、味付けしたくらいうまいです。
それ以外に表現のしようがありません。
普通です。
 
 
で、最後に現れたのが、みちのくラーメン。
とても奇麗に盛り付けられていて、とてもおいしそう。
田舎のソバ屋の入口に、見本で置いてありそうな
そんな感じの盛り付けです。
 
 
 
ということで、ラーメン評価。
 
麺 ★★★
ストレートな、普通の中華そばです。
でも、インスタントでもなく、普通にしっかりとした麺です。
スープにもバッチリ絡み合って、いいかもしれません。
ただ、個人的には細麺が好きです。
 
スープ ★★★
お醤油ベースの、スープです。
醤油ベースだと、どうしても、ダイエーのフードコートっぽくなりがちですが、
このラーメンスープは、しっかりと作りこんでいます。
味は、東北っぽいです。
なぜ東北っぽい味なのか、と聞かれても、よくわかりませんが、
東北の味が表現できています。摩訶不思議です。
奥深く、昔ながらの味(昔を知りませんが)、万人受けするスープだと思います。
  
具材・ボリューム ★★★
具材はちょうどいいです。
昔ながらの種類が、昔ながらの感じでのってます。
ラーメン全体に対する、具材のバランスもちょうどいいと思います。
麺を食べて、汁を飲んでいるだけ、という感じではなく、
「ラーメンを食べている」感じにさせてくれます。
ただ、チャーシューもう少し増えたら嬉しいな。
 
価格 ★★★★
今回注文したのは、みちのくラーメンセットでしたが、
ラーメン単品だと84000ドンです。
84000ドンを出して、日本の味を楽しむ、という意味では、
お手頃価格ではないでしょうか。
 
備考 ★★
まず、ラーメンはとりあえず置いておいて、
セットを注文したのに、すべてばらばらに来るのが、
なんだかなぁ、という感じです。

餃子3個と小チャーハンが付いているのですが、
まとめて運ばれてくると、セットとしてボリューム感や
お得感が得られると思うのですが、
バラバラに運ばれてくると中途半端な餃子と、中途半端なチャーハンを食べた後に、
ラーメンを食べた、という感じで、総合的な中途半端感は否めません。

でも、お店自体の特徴として、漫画の本がたくさんあり、他のメニューも充実しているので、
いろんな意味で、十分に満足できると思います。

あと、個人的な要望としては、トキメキ担当の女性スタッフがいないのが、ちょっと残念です。
古い表現でいう、看板娘。
だって、食事は、まず視覚からですもの。
 
総合評価 ★×15
みちのくラーメンですが、
結論から言いますと、普通に、んまいです。
インスタントな感じでもなく、醤油ラーメンとしては、
しっかり作っていると思います。一度は食べてみる価値ありです。
 
だーがしかし、
恋です。恋。

いや、濃いです。
確かにスープをしっかりと作っているようにも思えますが、醤油味が濃すぎます。
いろんな食材・調味料とのハーモニーを奏でている中で、
醤油だけが、暴走している、そんな感じです。

酒を飲んで、味がよくわかってないおっさんには、ちょうどいいかもしれませんが、
主婦の方々や、独身女性の方々には、濃すぎると思います。
きっと、女学生にとっても濃いと思います。
飲んだ後は、砂漠並みにのどが渇くこと間違いないです。

ということで、みちのくラーメンを食べるときは、水やお茶を忘れずに。

 
おふくろ亭
1F, V Tower, 649 Kim Ma, Ba Dinh, Ha Noi
 
 
ハノイ太郎

豚骨ラーメン 博多一幸舎(現・幸龍)、「博多赤ラーメン」と「黒ラーメン」

ということで、
豚骨ラーメン 博多一幸舎(現・幸龍)についてのご報告です。
今回は、普通のラーメン以外を食べてみました。
まず、赤ラーメンについて。

真っ赤です。想像していましたが、まっかっかです。

ただ、スープ全体が真っ赤というわけではなく、
豚骨スープの上澄み部分に、赤いスープゾーンがある感じです。

赤い色といえば、みなさん「辛い」というのを想像するかもしれません。

ですが、このラーメンは辛いわけではない、
というわけではなく、普通に辛いです。

スープ全体なかなか辛いスープに仕上がっているため、
辛いのが苦手なお子さんなどは、注意が必要です。

正式名称が、博多赤ラーメン(明太海鮮)なので、
明太子から辛み成分を抽出しているのかもしれません。


続いて黒ラーメン 
 思ってた以上に、黒オーラが漂っています。
オーラだけではなく、見た目も黒いです。
久々に黒いラーメンを見ました。
ですが、これも赤ラーメンと同じで、
中は普通の豚骨ラーメンで、
上澄みらへんが真っ黒なだけですので、ご心配なく。
で、味についてですが、
何やら焦げたような味です。
正式名称は、博多黒ラーメン(マー油)です。
なんだ、マー油の味か。
それでこういう味なのか。
と言いたいところですが、そもそもマー油ってなに??
というのが、一般人の感想だと思います。
そこで、調べてみました。
マー油とは、中国ではごま油をさし、日本、とくに九州などでは、ごま油とニンニクの焦がした油、ってな感じみたいです。
つまり、焦げた味が好きな人にとっては、絶品だと思います。
以上、総合的には以下の通りです。
麺 ★★★★
やはり、麺は日本製と同じ。素晴らしいクオリティだと思います。
ただ、食べ過ぎると、おなかいっぱいになるだけではなく、気持ち悪くなるのは私だけでしょうか。
スープ ★★★
個人的には、普通の豚骨ラーメンでいいっす。
赤い色が好きな人は、赤ラーメン。
黒い色に魅力を感じる人は、黒ラーメン。
いろいろ食べてみるのもいいかもしれません。
ラッキーカラーが赤や黒などの人は、ぜひ。
具材・ボリューム ★★
普通の豚骨ラーメンと同じで、具材は少ないです。
あと、もやしが、チャーシューの下に隠れていたので、
余計にボリュームが少なく見えました。

価格 ★★
普通の豚骨ラーメンが12万ドンと、高級料理に部類される(庶民代表、談)として、
赤・黒ラーメンは、それぞれ14万ドンと、さらに高いです。

備考 ★★
総合的に、好みによって分かれる味です。
赤ラーメンは、辛い物好きに好まれる味だと思います。
辛子高菜をどっさり入れると、食えたもんじゃない程の辛さが体験できます。
総合評価 ★×13
やっぱり日本クオリティでいえば、確実にハノイナンバーワンです。
味もとてもおいしいですし、ほとんどの人が満足するお店です。
でも、毎日食べたい、毎日通いたいというと、話は別ですが、
赤ラーメン、黒ラーメン、どちらをとっても、んまい!のは間違いありません。

この調子で、青ラーメン、緑ラーメン作ってくんないかな。


豚骨ラーメン 博多一幸舎
25 Lang Ha, Dong Da, Ha Noi
ハノイ太郎

豚骨ラーメン 博多一幸舎(現・幸龍)

今日は、豚骨ラーメンの博多一幸舎に行ってきました。
豚骨ラーメンは大好きなので、わくわくドキドキです。

場所は、FORTUNAホテルの、道を挟んだ前です。
ハノイ中心街からは、ちょっと遠いかもしれませんが、
私の家からは近いので、便利です。

関東じゃ有名らしいですが、関西では聞いたことありません。


外観はとてもビューティホーです。
2階建て、結構お金がかかってるみたいで、非常にこぎれいです。

ショウガや辛子高菜のおまけなど、日本じゃよくあるサービスもあります。
そんなこんなで、餃子注文してみました。40000ドンです。
 

餃子は、普通にうまいのですが、小さいです。
本当に1くちサイズなのでで、5くちで完食です。
また、中から肉汁がジュワーってこともないです。
一言で表すなら、デリケートな餃子って感じなので、
女の人には好まれると思います。
でも、土建屋のおっさんたちには全然物足りないと思います。
ちなみに、私は土建屋のおっさんとは関係ありません。
あと、個人的にはユズ胡椒やら、もみじおろしとポン酢など、
デリケートな調味料がほしいです。
そうこうしてるうちに、ラーメンが来ました。
豚骨ラーメンです。
麺 ★★★★
自家製満開の、バッチリ豚骨ラーメンの麺です。
やわらか・普通・固めん、麺のゆで具合も指定できます。
ただ、食べ過ぎると気持ち悪くなる、そういう一面もあったり、なかったり。
スープ ★★★★
とてもうまいです。日本の豚骨ラーメンそのままのテイストです。
満員電車に揺られるサラリーマンのおっさんも、納得のテイストです。
麺とスープが繰り広げるハーモニー。そこは、まさに日本、豚骨ラーメン屋です。
具材・ボリューム ★★
具材は少ないです。
ラーメンがメインなので、具材はそんな必要ないのかなって気もしますが、
ベトナムだと原価が安いので、せめて具材のボリューム増やしてほしいな、ってのが私の意見です。
あと、チャーシューは、ちょっと微妙でした。いつも思うのですが、豚骨ラーメンって、本場に近づけば近づくほど、チャーシューがパサパサしてて、あんましおいしくない気がします。歯に詰まるし。
あと、「のり」がほしいな。

価格 ★★
普通の豚骨ラーメン(名称 博多豚骨ラーメン)は、12万ドンします。
どうなんでしょうか。私がセコイだけなのでしょうけど、普通に考えると高級料理です。
夜ならともかく、昼は定食があればなーっておもいます。

備考 ★★
店員さんについては、サービスがマニュアル化されているみたいで、とても頑張っていました。
日本人スタッフも常時いるみたい(今日は3人 ♂×2、♀×1)なので、一人で心細い奥様方や、小心者のアナタにも、安心です。
あと余談ですが、日本人スタッフの女の子がとてもかわいい子です。後は、メガネをかけてくれれば、さらにトキメクこと間違いありません。
総合評価 ★×14
普通においしい豚骨ラーメン屋さんです。
しっかりと日本クオリティを再現できています。
ハノイに在住する日本人にとって、豚骨ラーメンに対する心配は、なくなったと言っても過言ではありません。
ただーし、日本の豚骨ラーメン屋って言うだけで、
「毎日食べちゃう??通っちゃう?」と聞かれると、それはまた別。
行列のできるラーメン屋ってほどではありません。
日本なら、どこにでもある、普通の豚骨ラーメン屋さんの味です。
日本で、毎日豚骨ラーメンを食べている、エキサイティングな食生活をしているならともかく、毎日食べようとは思わない、そんな感じです。
でも、
A 「今日、何食べる??」
B 「(他にないから)一幸舎でいいんじゃね??」
って感じのやり取りはありそうです。

博多一幸舎の、赤ラーメン・黒ラーメンの報告
豚骨ラーメン 博多一幸舎
25 Lang Ha, Dong Da, Ha Noi
ハノイ太郎

たま弥、しょうゆラーメン

2013年10月12日、
今日は、DAO TAN にある、
日本食「たま弥」さんのラーメンを食してきました。

たま弥さんは、いわゆる日本食レストランなのですが、
ラーメンも提供しておられるので、
とりあえず注文してみることにしました。


麺 ★★★
別にコシがあるわけでもない、普通の中華めんです。
日本だと、80円くらいで、お豆腐売り場の近くで売ってそうです。
そのまま、冷やし中華にも使えそうです。

スープ ★★★
普通においしい、ラーメンスープです。
粉を溶せば、出そうな味です。
決して、ダイエーのフードコートの域を出ない、
そんな味です。でも、まずくはありません。

具材・ボリューム ★★
具材は明らかに少ないです。
チャーシューメンといえるほど、チャーシューが多いわけでもなく、
もやしラーメンといえるほど、もやしが多いわけでもなく、
のりラーメンといえるほど、のりが多いわけでもなく、
ものすごく中途半端です。
でも、チャーシューは普通においしかったです。
あと、豚骨ラーメンの影響でしょうか、
醤油ラーメンに紅ショウガがのってました。
まー、おいしいです。
あと、全体的なボリュームとしては、普通です。
男性には少ないかもしれません。

価格 ★
15万ドンちょいします。
日本円で700円くらい。(2013年10月)
ダイエーのフードコートでもそんなしないだろ、
という突っ込みを入れたくなる価格です。

備考 ★
お店のお姉さん(ベトナム人)は、しきりに
「オイシーヨ、タベテミテヨー」を繰り返します。
ご注意を。

総合評価 ★×11

実際食べてみても、ん、普通。
という感じです。
可もなく、不可もなくといったところでしょうか。

ちなみに、横のおにぎりは、
決して付属品ではなく、別売りです。
それはそれで、おいしいです。

96 Dao Tan, Ba Dinh, Ha Noi
和食 たま弥


ハノイ太郎