2013年10月13日日曜日

豚骨ラーメン 博多一幸舎(現・幸龍)、「博多赤ラーメン」と「黒ラーメン」

ということで、
豚骨ラーメン 博多一幸舎(現・幸龍)についてのご報告です。
今回は、普通のラーメン以外を食べてみました。
まず、赤ラーメンについて。

真っ赤です。想像していましたが、まっかっかです。

ただ、スープ全体が真っ赤というわけではなく、
豚骨スープの上澄み部分に、赤いスープゾーンがある感じです。

赤い色といえば、みなさん「辛い」というのを想像するかもしれません。

ですが、このラーメンは辛いわけではない、
というわけではなく、普通に辛いです。

スープ全体なかなか辛いスープに仕上がっているため、
辛いのが苦手なお子さんなどは、注意が必要です。

正式名称が、博多赤ラーメン(明太海鮮)なので、
明太子から辛み成分を抽出しているのかもしれません。


続いて黒ラーメン 
 思ってた以上に、黒オーラが漂っています。
オーラだけではなく、見た目も黒いです。
久々に黒いラーメンを見ました。
ですが、これも赤ラーメンと同じで、
中は普通の豚骨ラーメンで、
上澄みらへんが真っ黒なだけですので、ご心配なく。
で、味についてですが、
何やら焦げたような味です。
正式名称は、博多黒ラーメン(マー油)です。
なんだ、マー油の味か。
それでこういう味なのか。
と言いたいところですが、そもそもマー油ってなに??
というのが、一般人の感想だと思います。
そこで、調べてみました。
マー油とは、中国ではごま油をさし、日本、とくに九州などでは、ごま油とニンニクの焦がした油、ってな感じみたいです。
つまり、焦げた味が好きな人にとっては、絶品だと思います。
以上、総合的には以下の通りです。
麺 ★★★★
やはり、麺は日本製と同じ。素晴らしいクオリティだと思います。
ただ、食べ過ぎると、おなかいっぱいになるだけではなく、気持ち悪くなるのは私だけでしょうか。
スープ ★★★
個人的には、普通の豚骨ラーメンでいいっす。
赤い色が好きな人は、赤ラーメン。
黒い色に魅力を感じる人は、黒ラーメン。
いろいろ食べてみるのもいいかもしれません。
ラッキーカラーが赤や黒などの人は、ぜひ。
具材・ボリューム ★★
普通の豚骨ラーメンと同じで、具材は少ないです。
あと、もやしが、チャーシューの下に隠れていたので、
余計にボリュームが少なく見えました。

価格 ★★
普通の豚骨ラーメンが12万ドンと、高級料理に部類される(庶民代表、談)として、
赤・黒ラーメンは、それぞれ14万ドンと、さらに高いです。

備考 ★★
総合的に、好みによって分かれる味です。
赤ラーメンは、辛い物好きに好まれる味だと思います。
辛子高菜をどっさり入れると、食えたもんじゃない程の辛さが体験できます。
総合評価 ★×13
やっぱり日本クオリティでいえば、確実にハノイナンバーワンです。
味もとてもおいしいですし、ほとんどの人が満足するお店です。
でも、毎日食べたい、毎日通いたいというと、話は別ですが、
赤ラーメン、黒ラーメン、どちらをとっても、んまい!のは間違いありません。

この調子で、青ラーメン、緑ラーメン作ってくんないかな。


豚骨ラーメン 博多一幸舎
25 Lang Ha, Dong Da, Ha Noi
ハノイ太郎

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