2014年12月1日月曜日

蓮(れん) 魚だしラーメン

ハノイの料理って、時々、味が変わる場合があります。材料の安定供給が難しいからなのでしょうか。

そんな中、時々味を見直して、色々と改良を重ねているお店があります。

そう、ハノイの高級料亭、「蓮(れん)」です。そこの、魚だしラーメン(うおだしらーめん)は、時々改良が加えられ、そのつど旨くなっている(おれ調べ)という、ほかの店にも聞かせてやりたい、そんなラーメンです。

2013年10月29日のレビューはこちら

2014年03月01日のレビューはこちら


と言うことで、今回は久しぶりに蓮にやってきました。

お店の外観を撮影するのを忘れてしまいましたが、なんせハノイでも有数の高級料亭。注文する商品を間違えようもんなら、お財布ごとおいていかなきゃならない、そんなお店です。

よって、外観は





だったと思います。


さて、蓮については、お店の中を撮影することがなかったので、今回は、お店の内部を撮影いたしました。高級感が漂っています。






さすがは高級料亭に恥じない内装です。大理石(らしきもの)や、高級木材(らしきもの)がふんだんに使われてて、指紋でもつけようもんなら、怒られそうな雰囲気です。


と言うことで、今回は、魚だしラーメンと餃子を注文してみました。

と、その前にお茶から。




さすが高級店。そもそもお茶からして違います。なんと言ったらいいでしょうか。千利休が好んだお茶、、、、みたいなお茶です。


続いて、餃子。






ふつう、餃子って中の肉汁を閉じ込めるために、隙間を完全密封するのですが、さすがは高級店の餃子。そういう問題じゃなく、んまいです。この料理と白ご飯だけで、晩御飯が成立しちゃうほどの、クオリティ。ハノイ餃子ランキングをやれば、間違いなくベスト3に入るでしょう。


ということで、お茶と餃子に舌鼓をうっていると、ラーメンがやってきました。




そうそう、久しぶりですが、こんな感じです。なんと申しますか、男性には気持ち少なめって感じがします。少し器が大きめなのか、それとも本当に少ないのかはわかりません。





卵は、もちろん半熟。ゆで卵みたいなパサパサしたものは、ラーメンには合わないですよ、やっぱり。




チャーシューは、厳選した豚のみを使用。とてもおいしそうに見えます。よほど厳選してるんだと思います。たぶん。




今年の最初に、麺が変わりましたが、まー、なんせ旨そうです。自家製麺で、平麺気味な麺。腰もあり、スープの絡みも抜群で、麺だけで言えば、ハノイベスト3に入ると思います。

また、なにやら細い具材がたくさん入ってるので、麺を食べれば、それも自動的に食べることができる、といった、画期的な仕組みになっています。


で、肝心のお味のほうなのですが、私の気のせいなのかもしれませんが、今年の4月くらい、一度味が濃くなった時期がありました。味が濃くなったときは、正直、スープを飲むのが面倒になるくらい濃くて、「味が落ちたか。。。」と、悲しくなったりもしましたが、今はすべてにおいてちょうどよくなりました。

スープも濃くなく、麺もウマイ、この状態が続けば、ハノイラーメン戦争の、優勝候補のひとつなのは間違いありません。

お店の名前や格式で勝負せず、本当に味のみで勝負しているラーメンだといえます。


ひとつだけ問題点があるとすれば、大盛りを注文したのに、どうも普通だった点くらいです。

量が少ないのか、はたまた、うますぎて、量が少なく感じるのか。

一度皆様もご賞味ください。


日本食 蓮
8A Hang Chao, Dong Da, Ha Noi


ハノイ太郎



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