FOTUNA のラーメンといえば、「SKETCH」の3ページ目くらいに、どーんと1ページまるまる掲載されているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。(ちなみに、SKETCH とは、ベトナムの庶民から大富豪まで、誰にでも情報を提供していただける、涙なしでは読むことのできない、非常に素晴らしい雑誌です)
ちなみに、ここのラーメン、ネットで調べても、写真はおろか、食べに行った体験談すら出てこないので、値段も含め、謎は深まるばかり。
勝手に使命感に燃えている私としては、以前から突撃したいお店のひとつでした。ということで、お店はこんな感じです。
さすが、ホテルの中にあるだけあって、非常にきれいな外観です。ただ、端っこの路地みたいなところにあるので、若干分かりにくいのが難点です。
入り口付近は、日本テイストで、なかなかがんばっています。さすがホテルの中の、日本食です。
料理のラインナップとしては、どれもこれも、やたらと高いのが難点ですが、とてもおいしそうです。さすがは、ホテルの日本食といったところでしょうか。
どれもこれもおいしそうで、非常に魅力あるラインナップの中から、今回も あえて、ラーメンを注文してみました。正直、泣きそうでした。
ということで、豚骨ラーメンです。
麺 ★★
なんといいましょうか。やや平麺ですので、形はいいです。見た目は、おいしそうに見えました。平麺をチョイスしたことについては、なかなか、目の付け所がいいと思います。
ただ、どうにもこうにも、例えるなら、台湾ラーメンの麺とでも申しましょうか、単なる「麺」という素材です。コシや、もちもち感は、まったく期待できません。
「外国人旅行者相手だし、これでいいんじゃね?」
というスタイルなのでしょうか。
ただ、どうにもこうにも、例えるなら、台湾ラーメンの麺とでも申しましょうか、単なる「麺」という素材です。コシや、もちもち感は、まったく期待できません。
「外国人旅行者相手だし、これでいいんじゃね?」
というスタイルなのでしょうか。
スープ ★
結論から言いますと、豚骨スープというよりは、豚骨(風)スープという感じです。深みもなく、よく分からない香辛料の味がします。日本のラーメンスープというよりは、台湾ラーメンスープな感じです。
これなら、ダイエーのフードコートのラーメンや、インスタントラーメン、ハノイの老舗日本食屋のラーメンスープのほうがうまいです。
麺に引き続き、
「外国人旅行者相手だし、まーこれでよくね?」
というスタイルなのでしょうか。
これなら、ダイエーのフードコートのラーメンや、インスタントラーメン、ハノイの老舗日本食屋のラーメンスープのほうがうまいです。
麺に引き続き、
「外国人旅行者相手だし、まーこれでよくね?」
というスタイルなのでしょうか。
具材・ボリューム ★★
ボリュームについては、普通でした。麺も多く、具材やトッピングもしっかりしてるので、ちょうどいいと思いますが、問題は味です。とにかく、全般的に台湾ラーメンの味しかしないので、そこに日本を求めると、がっかりすると思います。あと、煮玉子が乗ってるのはうれしいのですが、醤油の付けすぎで、辛すぎます。本来、煮玉子が入ってるととうれしいものなのですが、既に煮玉子ではなく、単なる醤油味の玉子になり下がってやがりますので、あまりうれしくありませんでした。
価格 ★
価格は、なんと22万ドン。ラーメン単品で。
これはもうあれですよ、庭から石油でも出ない限り、なかなか食べに行くことはできない、そんな価格帯です。きっと、海外のVIPや、ムービースターなどが宿泊した際に、提供する、そんなしゃれた一品なんだと思います。それにしても22万ドンですか。。。
あ、言い忘れてました。この価格に、さらに10%のVAT(付加価値税)が加わるので、さらに、22000ドンが必要です。
さらに、お茶、べらぼーに高いです。
価格 ★
価格は、なんと22万ドン。ラーメン単品で。
これはもうあれですよ、庭から石油でも出ない限り、なかなか食べに行くことはできない、そんな価格帯です。きっと、海外のVIPや、ムービースターなどが宿泊した際に、提供する、そんなしゃれた一品なんだと思います。それにしても22万ドンですか。。。
あ、言い忘れてました。この価格に、さらに10%のVAT(付加価値税)が加わるので、さらに、22000ドンが必要です。
さらに、お茶、べらぼーに高いです。
備考 ★★
部屋数は、4部屋くらい。やたらと広くて、お座敷でした。2人で行ったのにもかかわらず、無駄にだだっ広く、非常に寂しい感じです。正直、これが1人だと、気が狂いそうになるかもしれません。
妙に暗いのも気になります。どうやら、薄暗いカラオケルームを使っているみたいで、カラオケの機材やら、本やらがおいてありました。
あと、お店に入っても店員さんの姿がなく、本当に営業しているのかが不安になります。
隠密活動の拠点や、越後屋的な、密談をするには、もってこいかもしれません。
総合評価 ★×8
んー。以前、「麺や吉」というラーメン屋に行きました。吉の場合は、日本のラーメンを目指している、台湾ラーメンの店と、とてもわかりやすいお店でした。(詳細はこちら)
また、吉の場合、価格が40,000 ドンと、非常に手頃なので、ある意味あきらめがつくのですが、ここは、240,000ドン(VAT 込)。実に6倍です。
これをどういう風に考えるかは、皆様次第です。
ちなみにシェフは、カンフー映画に出てくる、長方形の包丁を振り回すキャラっぽいので、間違っても「シェフを呼びたまえ」などと言ってしまわないように、注意が必要です。
和食 エンペラー(FOTUNA HOTEL 内)
6B Lang Ha, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎
0 件のコメント:
コメントを投稿