豚骨らーめん とんちゃん とんこつ醤油らーめん

ハノイにいると、がっつりこってりしたラーメンが食べたくなるときがあります。

ここは、そんな方にぴったりかもしれません。豚骨ラーメン やきトン とんちゃん（二代目大ちゃんらーめん）。

オープン当初からひそかに見守っており、個人的に好きなお店でしたので、今日は、ご紹介したいと思います。

オープン当初からくらべ、色々なラーメン、色々なメニューが増え、非常に期待度は高まっております。はたして。

ということで、醤油豚骨らーめんです。

麺　★★★
醤油豚骨なら太麺、塩豚骨なら細麺という具合に、麺を使い分けているのが特徴です。

今回は、醤油豚骨なので太麺です。食べ応えのある麺で、コシっぽい感じもあるため、安心して食べることが出来ます。

本来なら、醤油スープに合うように作られた麺、なんだと思います。本来なら。

スープ　★★★

今回は、醤油豚骨ですので、お醤油の深みのある、豚骨っぽいスープです。以外にあっさりしていて、おいしくいただけるので、性別問わずにお勧めだと思います。

本来なら、麺によく合う感じで作られたスープ、なんだと思います。本来なら。

具材・ボリューム　★★

具材については、種類こそ少ないものの、しっかり作ってあります。ま、価格相応なのでしょう。

麺についてですが、働き盛りのおっさんにとっては、やや少なすぎると思います。まさか、替え玉を注文させる為の布石・・・なのでしょうか。


価格　★★★★
今回は、醤油豚骨９万ドン。１０万ドンで１万ドンのお釣りがきちゃう。日々、１円、２円の節約をがんばっている主婦の方々や、日々のお小遣いでやりくりされている、サラリーマンの方々にとっては、強い見方になってくれること、間違いありません。

備考　★

各要素自体は、問題ないのですが、総合的に思ったこと。

麺はまぁ、問題なし。スープも、まぁ問題なし。ですが、麺とスープが「全然」絡み合ってない為、お湯に麺を入れて食べている感じとでも申しましょうか。とにかく薄いです。

幅広い人々に食べてもらえるように配慮しているのでしょうか、はたまた、味が濃いといわれるので、薄めてみたのでしょうか。だとしたら、逆にターゲットを狭めているようにも思えます。

あと、いろんなメニューに手を出すのは、まぁいいと思いますが、そのおかげで、様々な料理を作る手間が増え、本来のラーメンが出てくるまで、３０分程度、かかっていました。これは、厨房の構造上（と、ベトナム人の要領上）に原因があると思います。

オープン当初もこんな感じで、困惑した記憶がありますが、なんだか逆戻りしたかんじです。

総合評価　★×１３

以前は、とんちゃんのラーメンといえば、そこそこウマイ、手軽に安く食べれる、変わった新メニューもある、といった感じで、色々な「特徴・個性」があったのですが、今は、それら全て中途半端に成り下がっていて、マイナスに働いている気がします。

少なくとも、「また来よう！」という感じではなくなってる、そんながっかり感が満載でした。

お店のレシピ、調理法が変わったのか、はたまた、ベトナム人に全て任せるとこうなっちゃうのか、理由は様々ですが、ラーメン以外も、あるに越したことはありませんが、もっとラーメンに全力を注いでほしいなーという印象です。



豚骨らーめん やきトン　とんちゃん

109, Trieu viet vuong, Hai ba trung

ハノイ太郎