そろそろ年末、年の瀬です。(ベトナム的に)
年の瀬といえば、何かとお金のかかる時期。たとえ日本人といえども、桃の木を買ったり、わけわかんない置物を買ったり、もち米を固めて葉っぱでくるんでみたりと、何かとお金のかかる時期です。なんせ年の瀬ですから。
テト(お正月)前は、ハノイでも寒くなる時期であると同時に、お財布の中身も寒くなる時期です。
ということで、この時期重宝されるのが、コスパです。コスチュームパフォーマンス。
そうです、皆さんご存知、コスチュームによるパフォーマンスを重視した、コスパのいいお店。
ということで、今日は久しぶりに、リンラン通りにある、ボーイングレストランにやってきました。
このお店、相変わらず飛行機内をイメージしたデザイン、CA をイメージしたスタッフで、コスパ(コスチュームパフォーマンス)に優れています。
店内は、相変わらずですが、コレはコレで味があります。
ということで、誰からも突っ込まれないので、自分で突っ込みますが、コスパ=コスチュームパフォーマンスではなく、コストパフォーマンスのことです。
このお店は、単品のラーメンなどに加え、、日曜日以外はセットや定食(っぽいセット)などがあります。実はこのセット、相当コスパが高く、たとえ、給料日前でお金がない方でも、安心価格。いや、むしろ給料を払う側の人で、給料を払った後のすっからかんの状態でも、納得の安心価格です。
さて、ラーメンセットのご紹介を行う前に、個人的にお気に入りの一品。
豚肉串フライ2本入りです。豚バラ肉(だと思います)を串にぐるぐる巻きにして、フライにしたお料理で、そこらへんで売っている大き目のソーセージほどの大きさがあります。
単なる一品料理にもかかわらず、お腹があまりすかない虚弱体質の方であれば、これとご飯だけで、十分かもしれません。
なお、気になるお値段は、なんと40,000ドン。コスパは非常に高いです。
ということで、ラーメンセットのご紹介。ラーメンは、しょうゆやら塩やら、豚骨ベースで色々選べるのですが、今回は、味噌ラーメンで注文してみました。
また、チャーハンセットやら、明太子ご飯セットやらありますが、とりあえずは、国民的ご飯料理である、チャーハンにしてみました。
ラーメンセットの全貌は、こんな感じです。わかりますでしょうか、このボリューム。
キムチです。ものすごくウマイとはいえませんが、普通においしいです。付いてないよりも、付いてたほうが安心、それがキムチの役割なのかもしれません。
ラーメンみたいな高カロリーな食事には、お野菜が必要です。一日の摂取量がどうとか言われるほど、お野菜は必要なはず。きっと、消化を助けるだとか、血をさらさらにする効果があるのやもしれません。
味はお墨付き。Lang Ha 通りにある、某豚骨ラーメンのお店と同じから揚げです。まずいはずはありません。(詳細は、こちら)
なお、から揚げが気に食わない方は、餃子にすることもできます。
やはり国民的料理といえば、チャーハンでしょう。チャーハン定食を注文すると、チャーハンにチャーハンが付いてくる、といった夢のようなお店もあるくらいです。ちなみに、ここのチャーハンは、普通にウマイです。時々、素材の味を感じ取れ!と言わんばかりの味の薄いチャーハンがありますが、ここのチャーハンは、味もしっかりしており、ボリュームもあります。
付属のチャーハンにもかかわらず、お腹があまりすかない虚弱体質の方であれば、これとご飯だけで、十分かもしれません。
ということで、メインのラーメンです。やや味は濃い目ですが、10段階評価であれば、5以上、高い評価の方であれば、7~9といった点数をつけるかもしれない、そういうラーメンです。
ということで、ラーメンセットなのですが、気になるお値段。なんと17万ドン。高いラーメン屋さんであれば、ラーメン単品がこのくらいの価格なので、いかに安いかがわかっていただけると思います。
しかも、このお店、ランチといった意味を理解していないのか、はたまたそのような機能が備わっていないのか、日曜日以外であれば、夜間だろうが早朝だろうが、お店が開いてる限り、このお値段です。
なお、ラーメンが必要ない方は、豚しょうが焼き定食なるものもあります。
面倒なので、あまり写真は撮っていませんが、要は、ラーメンが豚しょうが焼きになり、チャーハンが白ご飯になります。ボリューム的には、通常のおっさんであれば、十分お腹いっぱいです。
なお、ここの豚しょうが焼きですが、個人的な感想では、かーなーりウマイです。
もし、白ご飯だけ2杯たべて、と言われてもなかなか食べれませんが、この豚しょうが焼きがあれば、ご飯2杯くらい、軽いです。
あと、スープが付きますが、当然ラーメンのスープなので、とてもおいしいです。
ちなみに、豚しょうが焼き定食のお値段は、13万ドン。ラーメンセットよりも、さらにコストダウンに成功しています。
以上、味・ボリューム、そして価格面で考えると、コスパは非常にすばらしいといわざるを得ません。
ハノイラーメン戦争の中、普通のお店はラーメンという名の兵器の研究を行っています。
ですが、このお店に関しては、同盟国(某豚骨ラーメン屋)から兵器の提供を受けた上で、まずは価格から破壊するという、うれしい戦略を行っています。
もしかすると、ハノイラーメン戦争の覇者は、このお店になるやもしれません。
皆様も、是非。
No.28 Lane 49 Ling Lang, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎
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