やれ、とんこつ醤油だ、北海道味噌だ、魚介豚骨だと、さまざまな兵器で、日夜戦争が繰り広げられております。
そんな中、ラーメン戦争などまったく縁の無い、非常に平和な地区にあるお店が、まさかラーメン戦争に参加しようとは、誰が予想したでしょうか。
日本食の激戦区でもなく、そもそも日本人が行かないような道、地域に、ひっそりとたたずむお店があります。
今日は、そんなお店「さむらい」さんのご紹介です。
このお店、場所は微妙ですが、味や料理は、まぁまぁの出来です。また、価格も通常の日本食屋に比べ、30%くらいは安いので、いろんな意味で面白いお店です。
中でも、牛丼は非常に安く、なかなかおいしいので、必見です。(詳細はこちら)
もっとも、ここのラーメンは、いわゆる「焼きラーメン」です。普通のラーメンじゃないので、ブログに乗せるべきか否か悩みましたが、焼いていても、ラーメンには違いないので、一応リサーチに行って来ました。
このお店は、上記のとおり、全価格帯が非常に安いのですが、今回の焼きラーメンは、なんと35000ドン。ベトナムローカル価格です。ですが、それを実現しちゃうところが、さむらいさんのいいところではあります。
で、注文すること10分。
焼きラーメンの登場です。焼きソバの麺を、ベトナムのインスタントラーメンに変えた感じの、ジャンク食満載の料理です。B級グルメ的な位置づけかと思いきや、もやしがお皿からはみ出しているという、微妙な盛り付けなので、C級グルメということにしておきます。
具材は、もやしとキャベツ、豚肉です。さらに、半熟状態の目玉焼きが乗ってます。具材はいたってシンプル。
さて、肝心のお味のほうは。
ウマイです。鶏がらスープと、ニンニクで炒めたインスタント麺が、驚くほどのジャンクフード感をかもし出しています。
てか、自分の家で作れるんじゃね??という疑問がありますが、鶏がらスープという、高級中華料理店で使用される、高級スパイスをふんだんに使っているので、一般家庭ではまず不可能な味付けに仕上がっています。
また、ニンニクという、一般家庭ではまず目にすることが無い高級食材も使用しているため、素人では、作ることのできない、サムライさん独自の、すばらしい料理に仕上がっています。
コレで 35000ドンなら、非常に安心価格、コスパには優れているといえるのではないでしょうか。
個人的には、1000ドンか2000ドン高くても良いので、コンソメスープでも付いていれば、もっとキュンときちゃいます。
ラーメン戦争に、まさか焼きラーメンで参戦するお店があるとは思いませんでした。 ただ、いまの現状は、行列のできるラーメン屋に、屋台のラーメン屋が戦いを挑んでいるようなものなので、これからに期待です。
決して一般家庭で作ることができない、サムライさんの、焼きラーメン。
タクシー代のほうが高くついちゃいますが、皆様も是非。
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