小学校のとき、焼肉定食とよく似た言葉で、弱肉強食ってのがあるから、間違えないように!という、今思えば、何が面白いのかわかんないことを、教えてもらった記憶があります。
まぁ、何がいいたいのかといいますと、ハノイのラーメン業界は、弱肉強食の世界。つまり、ラーメン戦争真っ只中なわけです。
そんななか、またもやこのお店が、新メニュー(新兵器)を開発しました。その名も「白味噌豚骨らーめん」。
前回の海老坦々麺(詳細はこれ)のときは、甲殻アレルギーの私の気管支がやられるほどの、海老っぷり。まさに、兵器でした。もう一度食べたくてしょうがなかったですが、次は(甲殻アレルギーで)死ぬかもしれないので、やめておきました。
今回は、どんなラーメンが飛び出すのか、楽しみです。
ということで、今日もラーメン喰龍(はろん)さんへおじゃましています。
早速ですが、今回の喰龍さんのラーメン(作品)です。
今回の作品は、豚骨と白味噌をあわせた、極上の一品。
ネットで検索しても、豚骨+白味噌は、ほとんど見当たりません。それをこのハノイで製作するところが、もはや職人です。匠の技が随所に施されていることでしょう。
ちなみに、横のチャーシュー丼が旨くなっています。でも、個人的には興味がないので、各自、ご判断ください。
んー。こってりしてそう。油ギッシュなおっさんがこれを食べると、より油が噴出しそうな、こってり感。女性に油が噴出してもアレなので、女性向けというよりは、男性向けな作品ではないでしょうか。
ちなみに、ラーメンの上にのってる赤い糸は、糸唐辛子です。食べてる最中、モヤシや麺に絡んで絡んで、躍動感のあるラーメンが楽しめます。味はほとんどしませんので、あくまで見た目に一役買ってくる用です。
麺は、喰龍で普通に使用される麺です。今回も、スープによく合います。
で、結論ですが、かなりおいしいです。
「ラーメンなんてな、量産品で十分なんだよ、コンチクショウ!」というスタンスの、古きよき日本食屋においてあれば、それなりの看板商品になるのではないでしょうか。
よく見かける味噌バターなどが、北海道系のガッツリラーメンだとすると、このラーメンは、東北系のガッツリラーメンだと思います。
もっとも、東北といえば、白味噌!というわけでもないのですし、そもそも、東北も北海道もいったことがないので、あくまでイメージです。
そういう意味では、好みが分かれるところだと思います。
なお、このお店って、世にも珍しい、創作ラーメン屋って感じがします。よって、そういうハイカラなものを受け入れられない、正統派のおっさんには、ちょっと合わないかもしれません。
次回は、麺の創作にもチャレンジしてほしいものです。
らーめん喰龍
40 Ling Lang, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎
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