2014年11月20日木曜日

曙(あけぼの) ラフテーラーメン

最近、リンランをうろうろしていると、いろんなお店ができています。

数ヶ月前ですが、「曙(あけぼの)」というお店がオープンしていました。曙と言えば、皆さんご存知。明け方に、夜空がぼんやり明るくなる状態を言います。


※写真はイメージです。


このお店、どうやら沖縄料理の「シン」というお店がリニューアルしたとかしないとか。

とりあえず、曙にラーメンがあるのかないのか、気になってしょうがないので、取材にやってきました。





この曙。外観は、ログハウスのような板張りのつくりで、とてもおしゃれです。しかも、隣にはカラオケのお店があるため、お店に入るとき、きれいなおねぇさんたちが色々話しかけてきて、うらやましいったら、ありゃしません





店内は、中途半端な日本食料理屋という感じ。きれいですが、中途半端感は否めない、というか、個性が全然足りません。なんつーか、普通です。




調味料ですが、ばらばらに並べてありました。こういうところは、個性といっても良いかもしれません。

さて、このお店。

上記のとおり、沖縄料理のお店なわけですので、普通のラーメンはなく、沖縄そばなら、食べることができる模様です。

メニューには、「ラフーテーら麺」と書いてあります。

普通、沖縄ではラフテーなので、たぶん間違えています。しかも、ら麺も、ちょっぴりかわいいですが、ちがいます。

たぶん正式名称は、「ラフテーラーメン」なんだと、勝手に思います。

と言うことで、ラフテーラーメンをはじめとして、いくつか注文してみました。


まずは、おとおし。こういうのって、うれしいですね。




うずらの卵のゆで卵です。卵なので、どう転んでもおいしいです。





海老ぷりぷり餃子です。8万ドン位する、超高級料理です。沖縄王朝御用達に違いありません。

ただ、高級餃子の割には、ぬるかったです。アツアツじゃありませんので、猫舌の人には、超安心です。


続いて、




もやしと豚肉のチャンブルー。

ようは、豚肉とモヤシ炒めです。チャンブルーといっちゃうところが、沖縄です。一応、日本語のはずですが、横文字に聞こえちゃうところが、なかなかおしゃれです。

焼き飯を、フライドライスといっちゃうような、そんな雰囲気が漂っています。

※ チャーハンと焼き飯って、関西だと同じだけど、関東だと別のものらしいねー。


ということで、最後に登場、ラフテーラーメン。




わー、すごくシンプル。色々入れ忘れてんじゃないの?という不安さえ覚えさせる、沖縄の郷土料理です。








はい、ファーストインパクトの感想を言います。

なんでしょう、かきたま汁の、汁の味でしょうか。いろんなところから甘みが出てたりするので、比較的、甘いです。あと、カツオダシが聞いててうまいですが、薄いです。やれ豚骨だ、やれとんこつ醤油だと言ってるラーメン屋さんに比べると、ダントツ薄いです。つーか、そもそもラーメンじゃありません。

ですが、このスープ、慣れればなれるほど、旨さがわかってきます。ある種集団催眠のようなもの(私一人ですが)、または郷に入っては郷に従え的な物かもしれませんが、とりあえず、食べ終わるころには、とてもおいしいと思っていました。これが沖縄マジックです。

あと、こういう味の薄い料理ばかりなので、沖縄は、塩分摂取などが抑制され、長寿大国なのかもしれません。長寿の秘訣なのかもしれません。


価格は、130000ドン。

ひとくち食べれば、そこはまさに沖縄です。

マジ、めんそーれッス。



8/71 Linh Lang Str., Ba Dinh Dist, Ha Noi
(ハンちゃんの前の路地を20メートルくらい入ったところです)


ハノイ太郎










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