数ヶ月前ですが、「曙(あけぼの)」というお店がオープンしていました。曙と言えば、皆さんご存知。明け方に、夜空がぼんやり明るくなる状態を言います。
※写真はイメージです。
このお店、どうやら沖縄料理の「シン」というお店がリニューアルしたとかしないとか。
とりあえず、曙にラーメンがあるのかないのか、気になってしょうがないので、取材にやってきました。
この曙。外観は、ログハウスのような板張りのつくりで、とてもおしゃれです。しかも、隣にはカラオケのお店があるため、お店に入るとき、きれいなおねぇさんたちが色々話しかけてきて、うらやましいったら、ありゃしません。
店内は、中途半端な日本食料理屋という感じ。きれいですが、中途半端感は否めない、というか、個性が全然足りません。なんつーか、普通です。
調味料ですが、ばらばらに並べてありました。こういうところは、個性といっても良いかもしれません。
さて、このお店。
上記のとおり、沖縄料理のお店なわけですので、普通のラーメンはなく、沖縄そばなら、食べることができる模様です。
メニューには、「ラフーテーら麺」と書いてあります。
普通、沖縄ではラフテーなので、たぶん間違えています。しかも、ら麺も、ちょっぴりかわいいですが、ちがいます。
たぶん正式名称は、「ラフテーラーメン」なんだと、勝手に思います。
と言うことで、ラフテーラーメンをはじめとして、いくつか注文してみました。
まずは、おとおし。こういうのって、うれしいですね。
うずらの卵のゆで卵です。卵なので、どう転んでもおいしいです。
海老ぷりぷり餃子です。8万ドン位する、超高級料理です。沖縄王朝御用達に違いありません。
ただ、高級餃子の割には、ぬるかったです。アツアツじゃありませんので、猫舌の人には、超安心です。
続いて、
もやしと豚肉のチャンブルー。
ようは、豚肉とモヤシ炒めです。チャンブルーといっちゃうところが、沖縄です。一応、日本語のはずですが、横文字に聞こえちゃうところが、なかなかおしゃれです。
焼き飯を、フライドライスといっちゃうような、そんな雰囲気が漂っています。
ということで、最後に登場、ラフテーラーメン。
わー、すごくシンプル。色々入れ忘れてんじゃないの?という不安さえ覚えさせる、沖縄の郷土料理です。
はい、ファーストインパクトの感想を言います。
なんでしょう、かきたま汁の、汁の味でしょうか。いろんなところから甘みが出てたりするので、比較的、甘いです。あと、カツオダシが聞いててうまいですが、薄いです。やれ豚骨だ、やれとんこつ醤油だと言ってるラーメン屋さんに比べると、ダントツ薄いです。つーか、そもそもラーメンじゃありません。
ですが、このスープ、慣れればなれるほど、旨さがわかってきます。ある種集団催眠のようなもの(私一人ですが)、または郷に入っては郷に従え的な物かもしれませんが、とりあえず、食べ終わるころには、とてもおいしいと思っていました。これが沖縄マジックです。
あと、こういう味の薄い料理ばかりなので、沖縄は、塩分摂取などが抑制され、長寿大国なのかもしれません。長寿の秘訣なのかもしれません。
価格は、130000ドン。
ひとくち食べれば、そこはまさに沖縄です。
マジ、めんそーれッス。
8/71 Linh Lang Str., Ba Dinh Dist, Ha Noi
(ハンちゃんの前の路地を20メートルくらい入ったところです)
ハノイ太郎
0 件のコメント:
コメントを投稿