仕事もひとだんらくした昼前、オフィス太郎に、一本の電話が入りました。
「アニキ、てーへんだ!らーめん喰龍のラーメンに、粉がのってる!」
やっぱアレだな、事件は現場でおきてるんだなーと思いつつ、取材班は、現場へ急行しました。
以前は、らーめん喰龍へ行きたくても看板が出てなかったので、結局 リンランで遭難してしまう、なんて恐ろしい事態が起こっていました。それが、看板一つできたおかげで、遭難は回避されるようになりました。
この目印がないために、おいしいラーメンを食べに来たはずが、遭難してしまい、時間がなくなりそうなので、泣く泣くフォーを食べる羽目になった人が後を立ちませんでした。
さて、現場でのエージェントからの情報によりますと、今までもおいしかったらーめん喰龍の焦し葱豚骨醤油ラーメンに、なぞの粉が乗るようになり、パワーアップしたとのこと。たぶんカツオ系じゃないかとの情報です。
なお余談ですが、セットのご飯、今日はチャーシュー丼でした。日々、切磋琢磨されておられます。
店内に入ると、コピー用紙に印刷しただけの、簡単な記載が。さすが伝説のラーメンを作る店。メニューなどに金はかけてられません。
とりあえず、新しいラーメン「和風豚骨」を食べてみたいと思います。お値段は、普通のラーメンが15万ドンなのに対し、このラーメンは、1万ドンだけ上がって、16万ドンです。
正直、見た目はどうってことないです。
ファーストインパクト的には、ラーメンにキムチのせて見ました!ぐらいの、よっぽどやることないんだろうなーという感じでした。
ですが、このファーストインパクトが間違ってたことに、後々、気づかされるわけです。
お店的には、「粉が底にたまりやすいので、混ぜながら食べてください。」という言葉をどこかで見かけましたが、実際は、全体的に溶かして食べてもよし、ちょっとづつ溶かしてもよし。個人的には、ちょっとづつ溶かしながらたべましたが、、底にたまる前に、全部食べきっちゃう感じです。
ということで、結論を言いますと、マジやばいっす。かつお節粉、ハンパないっす。なんといいましょうか、たとえるなら、味噌ラーメンの上に、バターを乗っけてみたレベルの発明、いや、それ以上の発明じゃないでしょうか。
もう、和風だなんだという、国を争ってる場合じゃないです。とにかく旨いです。極端な例ですが、今まで、お湯に味噌を溶かしただけのものを味噌汁といっていたところに、初めてダシをとってみた、そんなレベルじゃないでしょうか。
かつお節粉を入れることで、ダシレベルがぐっとパワーアップしています。深海魚が生息するほどの深い味わいになる、と言っても過言ではないでしょう。
これはクセになりそうなクオリティです。いやはや、たかがかつお節粉、されどかつお節粉です。この粉によって、伝説のラーメンは、またもや伝説に返り咲くかもしれません。
このアイディアについては、ほかの店にまねされないように、祈るばかりです。
自信を持って人に勧めることができる味なので、皆様も是非。
40 Ling Lang, Ba Dinh, Ha Noi
ハノイ太郎
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