2014年4月3日木曜日

うまかもん ちゃんぽん

寒い冬も終わりを告げ、そろそろハノイも暑くなってきました。

暑いといえば夏。

夏といえば海。海といえば海の生物。海の生物といえばイカ。イカといえば海鮮。海鮮といえばちゃんぽん。

そう、誰がなんといおうと、夏といえばちゃんぽんなわけです。(異論は受け付けません。)

ということで、今日はハノイの日本食「うまかもん」にて、ちゃんぽんを食べにやってきました。

悲しいことに、写真を撮るのを忘れていましたので、代わりに、かの有名な雑誌「SKETCH」さんに掲載されている、うまかもんの掲載部分を載せておきます。




 さて、うまかもんといえば、昨年(2013年)は、徐々にクオリティが下がってきたと感じており、微妙な感じでしたので、ほとんど行くことがありませんでした。

ですが今回、うまかもんのちゃんぽんがおいしいという話を聞きましたので、久しぶりに足を運んでみました。

と、その前に、昨年のうまかもんレベルがよく分かる写真をご紹介します。

日本でもおなじみの「てんむす」。おにぎりにえびの天ぷらが入っている、コンパクトで非常においしい有名料理だといえます。私も、当然大好きです。



この天むす、うまかもんのメニューにも載ってましたので、「ほほう、うまかもんでも、天むすがたべられるんだ」と、旨に期待を躍らせ、注文してみました。

すると、























ん?

という感じでした。(うすい塩味でした。)



ということで、今回のちゃんぽんが楽しみです。

待つこと15分。ちゃんぽん(定職)が運ばれてきました。




昨年のクオリティはなんだったんだろう?というほど、見た目クオリティはあがっています。


麺 ★★
まず結論から言いますと、ちゃんぽんの麺ではなく、単なるラーメンの麺でした。しかも、ハノイ量産型の、ダイエーラーメン程度の麺です。

これはこれでうまいと思いますが、コシもなければ、個性もこだわりもない、普通の生めんです。ラーメンとしてなら★3つかもしれません。ただ、ちゃんぽんとしてはどうなのか、と思いました。

例えるなら、お茶漬けの米が、タイ米だったらちょっと違うよな、という感じでしょうか。

スープ ★★★
ん、うまいと思います。濃すぎず、薄すぎず、無難に食べれる味だと思います。インスタント食品(乾麺)のちゃんぽんスープよりは旨いと思います。でも例えるなら、ダイエーに売ってる、生めんタイプのちゃんぽんに入ってる液体スープレベルではないでしょうか。

野菜のうまみや、深み、そういうちゃんぽん独特なスープ感は、出ていません。

具材・ボリューム ★★★★
具材・ボリューム供に、かなりお勧めです。一般的なちゃんぽんに入っている具材は、一通り網羅していますし、量もラーメンに比べて多めです。おなかが減ってどうしようもない人でも、確実に満腹中枢が刺激され、満足できるボリュームだと思います。

価格 ★★
価格は123,000ドン。定職セットなので、こんなもんかとも思いますが、1食で10万ドンを越すのは、やはり平民には痛手だと思います。高級食材を使用しているわけでもなく、調理法のみで高額な値段設定。ちゃんぽんは、まだまだ貴族の料理です。

備考 ★★★
ちゃんぽん自体、総合的にウマイと思います。

ちなみに、私の祖母の出身は、ちゃんぽんで有名な長崎県です。そんな私の印象としては、ダイエーのちゃんぽんスープに、麺と野菜を入れているだけ、という感じは否めません。それでも十分うまいのですが。(ていうか、祖母の出身は長崎ですが、私は行ったことすらありません)

次に、お店に入って気になった点としては、女性スタッフの方々のスカートが短くなっている点。

いやいや、そういう意味じゃなく、これは、日本で言うところのクールビズを連想させる感じで、とってもエコです。この点は、特筆すべき評価点だといえます。

総合評価 ★×14
昨年までは、微妙なイメージだったうまかもん。最近は、色々な料理のクオリティがあがっているようで、とてもすばらしい変化を遂げていると実感させられました。

メニューに書かれている料理、置いてある漫画の種類、お姉さんのスカート。

そうなんです。「料理はまず、見た目から」なんです。

やっぱり、見た目は大事です。



うまかもん
583 Kim Ma, Ba Dinh Dist, Hanoi


ハノイ太郎



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