牛肉、豚肉、鶏肉です。
(あたりまえ、という突っ込みは、No Thank You です。)
その中でも、日本人にとって安定したウマさを誇るのが、豚料理です。
とり肉は、味付けに問題があることが多く、牛肉は、水牛中心なので固い、そういうわけで豚料理が生き残るという意味での、安定したウマさなわけです。
ちなみに、豆知識として、ベトナムは、世界第5位くらいの豚生産大国だったり、なかったりします。
ドヤ ( ゚Д゚)y─┛~~
だからといって、別に、豚の飼育に力を入れているとか、豚肉の味を追求しているとかいうわけじゃなく、ほっときすぎて、勝手に繁殖している、という状況なだけだろうなと、個人的に思っています。
そんなハノイの豚業界ですが、豚料理の定番と言えば、皆様ご存知、とんかつです。
受験勉強の際、とんかつを死ぬほど食べたのに、思いっきり不合格だった方も多いのではないでしょうか。
ここハノイにも、とんかつの専門というか、とんかつ中心のお店が誕生しました。
その名も、とん平。
とん平という、人物名と、豚の音読みである「とん」をかけた、笑うところ満載のネーミングです。
実は、このおみせ、ハノイのブルジョア階級の方たちが訪れる、かの有名なお店、、「蓮」の系列店です。
メニューは大体同じ。
メニューは大体同じ。
蓮は、もともと、とんかつが有名なのですが、実はラーメンも非常に有名です。
ということで、前置きが長くなりましたが、今回は、トン平からのレポートです。
と、普通だとここでお店の外観を載せたりするのですが、写真を撮るのを忘れてましたので、各自、想像にお任せいたします。
お店の中にはいると、カウンターがありましたが、とりあえず2階に案内されました。
テーブルは、木のぬくもりを生かした、高級風なつくりで、心も体もリラックスできるかもしれないつくりになっています。
また、食器類は、黒を基調とした陶磁器的な食器。料理がうまそうに見える、高級な食器を使用している気がします。もっとも、100均で似たような食器を見たことありますが、それは内緒です。
ということで、注文のお姉さんに、ラーメン(正式名称 魚だしラーメン)を注文してみました。
まつこと15分。ちょっとまたされますが、冬の寒空の下で、行列のできるラーメン屋の行列に並んでいることを思うと、あっという間です。
有名日本食料理屋の「蓮」と同じように、赤い糸みたいなのも乗っています。とてもおいしそうです。
スープは、あっさりスープ。商品名、魚だしラーメンというだけあって、魚から色々なダシが出ていて、とてもおいしいです。
麺は、自家製面(らしい)です。コシがあって、非常においしいです。わかってる人が作ってる感じがします。
チャーシューは、あまり自己主張しないように、薄切りにしてあります。スープが絡むので、チャーシューとスープのコラボが楽しめます。
卵は、なんと半熟。
普通、黄身だけが半熟だったりするのですが、この卵は、白身も半熟で、卵マニアには、たまらない仕上がりになっています。
全体的に、非常に優れたできばえのラーメンです。スープについても、商品化が可能なレベルだと思います。
しいて問題を言うなら、器の大きさに対して、レンゲが小さすぎるので、レンゲがスープに沈んじゃうって事くらいでしょうか。(これについても、レンゲの先っちょを、器の端っこに引っ掛けとけば、解決します)
以上、蓮系列のお店、とん平からのレポートでした。
なお、場所は、ハノイの不良日本人たちが集まる歓楽街、Linh Lang にあります。
この Linh Lanh は、ハノイラーメン戦争、警戒重点区域なのですが、今まで独自の国家を築いていた「蓮」が、Linh Lang に勢力を拡大するとは、誰が想像したでしょうか。
もっとも、このお店は、とんかつがやたらと旨そうなので、ラーメンを注文する人は、よほどの変わり者か、豚嫌いの人だけだと思います。
そういう意味では、ラーメン勢力図に与える影響は、少ないとも言えます。
実は、私もラーメンといっしょに、とんかつセットも注文しちゃいました。
ラーメンと、とんかつ定食、けっこうなボリュームですが、食欲に自身のある方は、是非。
とん平
36 Ling Lang, Ba Dinh, Ha Noiハノイ太郎
いつも楽しく拝見させてもらっています。最近更新されていないようですがお元気でしょうか?
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