ニワトリのような、おなじみの鳥から、全然おなじみじゃない、ていうか、ベトナム人も知らないような鳥まで、色々養鶏されています。
ちなみに、「地鶏（じどり）」って言葉がありますが、要は、地面で育てられた鳥を指すみたいです。勝手に歩き回るから、筋力がどうとか。
そういう意味では、ベトナムの鳥は、ほとんど地鶏なわけです。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は、ベトナムハノイの有名焼き鳥店、、「Ga Ha Noi （ガー・ハノイ）」にお邪魔しました。
ベトナムでは、鶏が無限にいるというくらい、鶏が盛んです。当然、焼き鳥も非常にメジャーなのですが、このお店は、日本風な焼き鳥が楽しめるため、非常に有名なお店です。
外観は、いたってふつう。入り口が小さいので、見落とす可能性もありますので、ご注意を。
店内は、思いのほかきれいです。ただ、平日の21時だからでしょうか、お客さんが全然いませんでした。まぁ、土日にドカーンといそがしくなるんです、きっと。
冷たいお茶を注文すると、見た目プラスチックの、陶器のコップで出てきました。ダサいようで、おしゃれなコップです。冷えひえです。
鶏のから揚げです。65000ドン。そこいらの居酒屋よりは安いです。また、鶏の希少価値なんて無いに等しいので、ボリュームもすばらしいです。
後は、ラーメンがくるまで、適当に串焼きを注文してみました。どれもコレも安くて大きい。あと、普通にウマイです。ローカルの焼き鳥店だと、鳥の「部位」に串がさしてあるだけなので、食べやすいひとくちサイズは、日本ならではです。
とまぁ、ここまで鶏のお話ばかりでしたが、一応ラーメンブログなので、ラーメンもしっかり注文しております。ということで、まちにまったラーメンです。
見た目は、塩ラーメン風で、とてもおいしそう。
麺は、細めん。塩ラーメンといえば細麺なので、見た目はぐっジョブ。
で、具材はワンタンがいくつか入っています。日本のラーメンみたいに、チャーシューや、ゆで卵、煮玉子など、そういうのは入っていません。
以上、結論から言いますと、日本のラーメンを期待すると、全然違います。うどんと、フォーくらい違います。ベトナムには、「My Van Tan （ミー・ワンタン）」というのがあります。いわゆる、中華風ラーメンです。要はそれです。
麺は若干粉っぽく、スープは、日本じゃお目にかかれない香辛料が使用されており、よく言えば、本場の味。悪く言えば、薬のような味です。
決してまずいとは言いませんが、全然違う食べ物だと思ったほうがいいです。
個人的には、これを目的にこのお店に来たいとは思いません。
以上、結論です。
正直、ラーメンを期待せずに、素直に焼き鳥を食べたほうが無難だと思います。
Ga Ha Noi （ガー・ハノイ）
So 6 Lo Duc, Hai Ba Trung, Ha Noi
ハノイ太郎
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