非常に有名なお店が立ち並び、日本人も数多く訪れるため、ある意味日本人どおりといっても過言ではありません。
そんな通りに店を構えるお店は、どこもかしこも混んでいて、大賑わいです。そんななか、ひときわ人の少ないお店を発見したので、今日は真実を探るべく、突撃してみました。
さて、お店に入ってまず思ったのが、内装がしっかりしていること。自分のブランドをしっかりと確立させたお店な感じで、中途半端な日本食レストランにありがちな、「とりあえず、日本っぽくて、ご飯食べれたらいいんじゃね?」という、手抜き感はありません。
自社のロゴまでしっかりと作っていて、オーナーの野望をうかがい知ることができます。
もっとも、内装ばかりをほめても、おなかは膨れません。やはり、お料理が重要です。と言うことで、いろいろ悩んだ結果、今回もラーメンを注文してみました。
運ばれてきたのは、しょうゆラーメンセット。さて、お味のほどは。
以下、レポートです。
麺 ★★
麺は、縮れめん。スープがしっかりと絡んでくるので、麺とスープのコラボが楽しめます。ただ、こだわりが感じられるかときかれると、その印象は薄く、適当に注文した麺が、たまたま縮れていた、そんな感じです。奥様御用達、スーパーで82円で売っている中華そばに過ぎません。
なお、縮れレベルとしては、サッポロ一番の麺並みです。
スープ ★★★
中途半端な日本食屋の場合、ラーメンのスープは、だいたい同じような味が多いのですが、このお店については、ガーリックとバターが使用されています。
よって、しょうゆスープと言うよりは、ガーリックバターしょうゆスープになっています。インパクトや味については、ほかのお店とはやや異なります。
オーナーの、個性に対する追及が、(ほんの少し)垣間見えた瞬間でした。
ただ、お口が臭くなることはやむをえないため、キスミントは欠かせません。
具材・ボリューム ★★★
具材やボリュームについては、普通のラーメンとなんら変わりはありません。最後までおいしくいただけるボリュームだと思います。
ただ、チャーシューが何気においしく、やわらかいです。安物のチャーシューを使っていて、歯と歯の間に詰まってしまい、歯間ブラシのお世話になることがありません。
おそらく、総入れ歯の人に対する、オーナーの粋なはからいなのでしょう。
ゆで卵も入ってます。
もっとも、本気でラーメンを考えるなら、ゆで卵ではなく、煮卵にしてほしいところです。
あと、お店の名前が「きみ」なのにもかかわらず、卵の黄身が少ないのは、何かの嫌がらせでしょうか。
価格 ★★★
実は、価格を忘れちゃいましたが、たぶん、20万ドン以下だったと思います。
価格をはっきりと覚えていれば、「高い!」と思うのですが、なんせ覚えていないため、とりあえず、まぁ普通ということにしておきます。
備考 ★★★
価格をはっきりと覚えていれば、「高い!」と思うのですが、なんせ覚えていないため、とりあえず、まぁ普通ということにしておきます。
備考 ★★★
どこのお店もそうですが、お客さんがいないのにもかかわらず、従業員の方がやたらといました。ただ、皆さんフレンドリーで、親近感がもてます。
あと、小型のけん玉が備え付けてあります。スタッフの中には、けん玉の達人(ベトナム人)がいたのが、ちょっとびっくりです。
総合評価 ★×14
一見すると、古きよき日本食屋と同じような雰囲気をかもし出しているお店です。
ただ、細かいところに気を配っていることから、オーナーの大いなる野望が感じられます。ただ、気配りレベルはそれほど高くないため、まだまだこれからのお店かなって感じがしました。
なお、個人的な意見なのですが、いすのすわり心地がやたらと悪い気がしました。おかげで、腰が疲れます。なんとかしたいものです。
きみ(KIMI)
57 Trieu viet vuong, Hai va trung, Ha Noi
ハノイ太郎
0 件のコメント:
コメントを投稿