2015年11月13日金曜日

FORTUNA 徳島ラーメン

ハノイには、数多くのホテルが立ち並びます。

そんな中、ハノイ在住の方なら、誰もが知ってるホテルといえば、フォーチュナホテルです。

アリや、ヤモリなどの脅威や、スタッフのうさん臭さに悩まされるホテルが多い中、観光客が安心して宿泊できるホテルとして、各国の貴族の人たちから愛されています。

また、お仕事で来る出張者にとっては、いろんな意味で、愛し、愛されているホテルです。


そんな、いろんな意味で魅力たっぷりのフォーチュナホテルですが、実は2階に、日本食レストラン
があります。

この日本食レストランでは、年に何回か、期間限定メニューが登場します。今回は、国民的アーティスト、ディック・ミネさんの出身地でおなじみ、徳島県の徳島ラーメンです。

徳島ラーメンといえば、四国や中国、近畿の方なら、まぁ知ってる人も多いのですが、それ以外の地域では、いまいち知名度が無い、ある種B級グルメなラーメンです。

ということで、今日は、日本食レストラン「EMPEROR(エンペラー)」さんからのレポートです。




高級感あふれる国際ホテルの2階に上がると、日本食レストランがあります。

この日本食レストランですが、驚くほどオーラがありません。常にステルスモードで、ひっそりと経営されています。場所も、2階のはしっこの路地みたいなところに追いやられています。理由は、まぁ、ホテルのテイストと全然違いますし、そもそも中途半端な店なので、まぁしょうがないです。







食事は、完全個室制。基本的にカラオケ用の部屋しかないみたいで、1人で行っても個室に案内されます。それがまた無駄に広く、惜しげもなくクーラーがかかっています。誰にも会いたくないときは、重宝すると思います。





メニューを見ると、期間限定、徳島ラーメンの写真がありました。細かい話はさておき、とりあえずまずは、徳島ラーメンを注文しました。




で、実物がこちら。




細かい点で色々違いますが、まぁ、想定の範囲内です。

何より気になったのが、生卵です。ベトナムの生卵は、ベトナムに住む日本人の中で、要注意食材として、非常に恐れられています。その要注意食材をラーメンに浮かべるとは、ある意味、フグをうまく調理して食べる文化に通じるところがあるような気がします。まぁ、見た目的には、プルーんとしてて新鮮そうです。


まぁ、大丈夫でしょう。






で、徳島ラーメンと言えば、甘辛く味付けした豚肉です。チャーシューも同じ豚肉なのですが、個人的には、徳島ラーメンの豚肉のほうが好きです。この国は豚大国なので、原価も安く、その手があったかと、感心できます。




麺は、徳島ラーメン特有のふと麺。うどんにも見えなくないですが、ちゃんとラーメンです。隣の香川県のうどんに対抗した結果、この太さになったのかもしれません。




で、肝心のお味のほうですが、これはこれでおいしいです。ただ、スープが普通。徳島ラーメンを食べたことがある人が、ネットで調べて作ったレベル。

香川県の人に、日清のどん兵衛を、本場のウドンだと言い張るくらい、危険な行為です。


ちなみに、価格は185000ドン。本場徳島県でも、そんなに高くありません。

なお、





メニューには、恐ろしい価格が並んでいます。

日本の価格の何倍だよ、というほどのインフレーションっぷり価格です。


ラーメンのお供と言えば、から揚げ。オマケでから揚げを注文してみました。




んー。普通。

いたって普通のから揚げです。個人的には、マヨネーズ無しじゃ食べられない系のやつです。

で、お値段は176000ドン。どんだけインフレなんだよ!という突込みが聞こえてきそうなほど、高いです。

詳しくはかけませんが、要は、フォーチュナの独特な仕組みが関与してるのかもしれません。


なお、受付のベトナム人、そのへんの日本食レストランと比較しても、微妙です。そもそも、萌え度がやたらと低く、ちょっと残念です。


まぁ、無理に行く必要はないと思いますが、ネタとしては面白いので、皆様も、是非。



フォーチュナホテル(Fotuna Hotel)
6B Lang Ha, Ba Dinh, Ha Noi



ハノイ太郎





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