よって、今回は、原点に返って、ラーメンのことを中心に書いてみたいと思います。
そもそもラーメンとは、明治時代に横浜や神戸で中華街が誕生したことがきっかけで、全国に広がるようになったといわれています。また、中国やベトナムのラーメン類に比べ、日本のラーメンは独自の発展をしていることでも有名です。
当事の名称は、南京そばや支那そばとよばれており。。。
というか、こういうのだれも求めてない気がするので、すっとばして、お店のご紹介です。
今日ご紹介するお店は、「味楽(Miraku)」です。
もともと、日本大使館の裏手にあったのですが、大分前に引っ越してから、雰囲気が「ひっそり」とするようになりました。店の外も、中も、やたらとひっそりです。なぜひっそりしているのかは、私の口からはいえません。
場所はLinh Lang 通りの交差点を曲がったところ。
立地条件は問題ありません。でも、いつ行ってもガラガラです。
お店の雰囲気は、古きよき日本食屋。
今風なハイカラなお店ではなく、昭和世代が懐かしいと思える感じの、哀愁漂うお店です。
たとえ、お店の人が元気に挨拶してくれても、なぜか、哀愁がただよっています。
一人で食事をしていると、ちょっと泣けてくるのは、お客さんが私1人だけ、だからでしょうか。
まぁ、泣いててもしょうがないので、今回もしょうゆラーメン(135,000ドン)を注文してみました。
と言うことで、しょうゆラーメンです。
見た目は、昭和のしょうゆラーメン。基本は一通りおさえている感じです。
今回は、結論から言います。ここのしょうゆラーメンは、かなりおいしいです。
個人的な意見ですが、しょうゆラーメンって、作るのが非常に難しいラーメンのひとつだと思っていますが、ここのラーメンは、しょうゆという部門においては、ハノイの中でもかなり上位に入ると思います。
また、しょうゆラーメンで上位に入ると、他のあらゆるラーメンを上回るほどウマイです。多分、DNAレベルの問題かもしれません。
麺自体は、そんなこだわってるとは思えませんが、スープの愛称も非常によく、写真をみてるだけでも、また食べたくなります。
チャーシューについては、特に個性があるわけでもなく、ごく普通です。いや、昭和なかんじです。ですが、この個性がないのが、しょうゆラーメンをより際立てています。
で、ゆで卵。
半熟ですらないゆで卵ですが、これもごく普通、というか、昭和です。チャーシューと同様、この個性がない感じが、しょうゆラーメンの脇を固めています。
つまり、具材は普通ですし、見た目も普通ですが、このラーメンは、麺とスープで戦える、本格的なしょうゆラーメンです。
ただ、しょうゆラーメンが「分かる人」じゃないと、「あれ?ふつうじゃん」ってことになります。
そういう意味では、しょうゆラーメンを食べなれた年配の方以上には、非常に愛される味だと思います。
普通にしか感じられない方は、何度か食べてみると、だんだん分かってくるんじゃないかなと思います。
しょうゆらーめんが大好きな方は、是非。
味楽
44 Phan Ke Binh - Ba Dinh - Ha Noi
ハノイ太郎
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